名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

SS2-13 32飛戦法(9)

2024-08-21 | 基本定跡の研究

先手が変わった対策を考えたようで、初手から76歩32飛に96歩94歩

9筋の突き合いが入ったらどうかと。相振り飛車で有利に働くかもということはあるのですが、これまでの変化でも、26歩62玉25歩34歩

22角成同銀65角74角

74同角同歩に88銀33銀を入れてから、75歩同歩65角

後手は94角を打てないという意味だと。プロは時々こういうことを考えるようです。ただこれで先手良しかといえば、AIによると72銀43角成64歩

馬の動きは制限されます。32馬同金41飛22銀45飛成

この図の評価値は0近辺の互角です。後手の指し方が難しく見えますが、76歩34竜33銀64竜63銀66竜54角

ここまで来ても評価値は+22にしかなりません。歩得+竜で先手が駒得のように見えますが、手損だからか持ち角が大きいのか、形勢は互角のようです。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« SS2-13 32飛戦法(8) | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

基本定跡の研究」カテゴリの最新記事