名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS1-19 居飛車穴熊に43銀型四間飛車(8)

2024-07-26 | 基本定跡の研究

先手の38飛に対しての

後手の第3の手段は45歩です。これば68銀に54銀~46歩を見ているので、先手は銀を引けません。35歩同歩同飛32飛

45飛は44角と受けられて38飛成が残ります (評価値は0付近の互角) 。なので78金を守る68銀に85桂86角22角

32飛成同銀も評価値は0付近の互角です。先手が良さを求めるならば、前にも出てきた37飛で、37同飛成は先手が指しやすそうなので、この場合は36歩27飛33角

後手は飛交換を回避しておきます。79銀右54銀24歩同歩34歩

51角68角に96歩同歩97歩

97同桂同桂成同銀34飛35歩44飛

88銀引33桂48桂

37歩成同桂85桂36桂41飛86歩

97歩に同香ではなく85歩のほうが少し得なようで、98歩成同玉

25桂同桂85歩

と攻防が続きますが、この図の評価値は+70、先手ペースには届かない互角です。もちろん変化はいろいろあるのですが、最善手を積み重ねると評価値は次第に下がり、互角になるようです。

ちょっと面倒な攻防ですが、後手も互角に戦えます。

コメント
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