名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

第200回記念名南将棋大会(弐)速報

2019-08-31 | 名南将棋大会

久しぶりの更新になりました。明日からは通常更新に戻ります。

 

今日は第200回記念名南将棋大会の2日目を行いました。

3人の団体戦で16チーム(数合わせチームがありますが)のスイス式トーナメント4回戦の結果です。

優勝

八木正行さん 平尾栄滋さん 内村秋徳さん

2位

髙木弘志さん 坪田和政さん 原田一さん

3位

野々山大起さん 増井典夫さん 岩下京平さん

4位

安本興生さん 吉田泰久さん 松田侑大さん

5位

中山賢さん 鈴木明志さん 東弘之さん

10位

斉田賢治さん 大石泰志さん 廣瀬孝さん

入賞した方々おめでとうございます。参加していただいた方々ありがとうございました。

かなりの赤字になりましたが、また300回記念大会を目指して頑張りましょう。

コメント (2)
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大山将棋問題集20190813

2019-08-13 | 大山将棋研究

*お知らせ

体調不良が続き、大山将棋研究の記事もしばらく休みます。良い充電ができて、月末の200回記念名南将棋大会のころには元通り更新できるようになっていると良いのですが。

 

 

後手番大山先生の手を考えます。

 

第1問

 

歩を使って動きます。

A 75歩  B 66歩 C 64歩

 

第2問

 

上手い手順でした。

A 85桂  B 87歩成  C 66歩

 

第3問

 

大事な手筋です。

A 98歩  B 96歩  C 66歩

 

 

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大山将棋研究(1341);中飛車に左美濃(内藤国雄)

2019-08-13 | 大山将棋研究

今日の棋譜20190813

昭和44年2月、内藤国雄先生と第18期王将戦第3局です。

大山先生の中飛車です。

内藤先生は左美濃のような位取りのような。

64歩の位取り拒否に97角。63玉が不安定なので少しポイントを上げました。

飛をまわってプレッシャーをかけます。

どうやら左から攻める手が消えて

互いの飛は3筋へ

35同歩同銀に34歩は24歩同歩33歩同飛24銀と攻めるのを嫌ったか

3筋を内藤先生が押さえたので作戦勝ちです。

大山先生の飛は6筋へ回り

32歩と謝ったので一応は大丈夫なのですが、じっと24歩同歩同銀ならば困っていると思います。

飛をまわって2筋を破るほうが筋が良く見えるのですが

6筋を攻められた時に64同歩同角が桂取りになります。

6筋に傷ができました。桂を跳ねたら悪くはないのですが

端は取りにくいのでしょう。95同歩97歩同香同角成同玉67香という筋。

端を謝って難しくなりました。

86歩を手抜いて66歩を払うのは危ない手なのですが

玉を右に逃げ出せば内藤先生が持ち直します。

今は駒を渡せないので金を引くのですが

うまく工作されて88玉しかなくなりました。

端を攻められ

87歩成もあるので端を守り切れません。

先手玉がかなり不安定で

桂を好所に打たれて、46角から

王手で返し、68玉もできたのでもうひと頑張り。

でも寄せ合いで勝てる将棋ではありません(仕方がないのでしょうが)。

大山先生の攻めが厳しく

受けがないです。86桂を

取られて簡単な詰みでした。

 

内藤先生の作戦勝ちなのですが、攻めを急ぎすぎ、反撃のほうが厳しくなってしまいました。タイトル戦のプレッシャーなのでしょうが、ゆったり構えないと勝てません。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.41 棋譜ファイル ----
開始日時:1969/02/03
手合割:平手  
先手:内藤国雄8段
後手:大山王将
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 4二銀(31)
7 5六歩(57)
8 5二飛(82)
9 5七銀(48)
10 5四歩(53)
11 9六歩(97)
12 9四歩(93)
13 7八銀(79)
14 4三銀(42)
15 6八玉(59)
16 6二玉(51)
17 6六歩(67)
18 6四歩(63)
19 2五歩(26)
20 3三角(22)
21 9七角(88)
22 6三玉(62)
23 8六角(97)
24 8四歩(83)
25 7九玉(68)
26 7四歩(73)
27 6八飛(28)
28 6二金(61)
29 5八金(49)
30 8五歩(84)
31 7七角(86)
32 7三桂(81)
33 6七金(58)
34 7二銀(71)
35 3六歩(37)
36 3二飛(52)
37 3八飛(68)
38 4二角(33)
39 4六銀(57)
40 5二金(41)
41 8八玉(79)
42 8三銀(72)
43 6八角(77)
44 7二玉(63)
45 3五歩(36)
46 同 歩(34)
47 同 銀(46)
48 8二玉(72)
49 3四歩打
50 7二金(62)
51 3六飛(38)
52 3一飛(32)
53 4六歩(47)
54 6一飛(31)
55 4五歩(46)
56 同 歩(44)
57 3七桂(29)
58 3二歩打
59 1六歩(17)
60 1二香(11)
61 1五歩(16)
62 5一金(52)
63 2四歩(25)
64 同 歩(23)
65 2六飛(36)
66 6五歩(64)
67 同 歩(66)
68 6六歩打
69 同 金(67)
70 6四歩打
71 6七金(66)
72 6五歩(64)
73 4四歩打
74 5二銀(43)
75 4五桂(37)
76 6六歩(65)
77 7七金(67)
78 9五歩(94)
79 5五歩(56)
80 9六歩(95)
81 9八歩打
82 8六歩(85)
83 6六金(77)
84 8七歩成(86)
85 同 玉(88)
86 2五歩(24)
87 3六飛(26)
88 8六歩打
89 7七玉(87)
90 6四角(42)
91 4六銀(35)
92 6五歩打
93 5六金(66)
94 5五歩(54)
95 5七金(56)
96 6六歩(65)
97 同 金(57)
98 6五歩打
99 6七金(66)
100 8五桂(73)
101 8八玉(77)
102 9七歩成(96)
103 同 歩(98)
104 同 桂成(85)
105 同 桂(89)
106 9八歩打
107 同 香(99)
108 9六歩打
109 8五桂(97)
110 9七歩成(96)
111 同 香(98)
112 8七歩成(86)
113 同 玉(88)
114 9七角成(64)
115 7七玉(87)
116 8四銀(83)
117 5五銀(46)
118 8五銀(84)
119 8七歩打
120 6三桂打
121 4六角(68)
122 5五桂(63)
123 同 角(46)
124 8三玉(82)
125 6二歩打
126 同 金(51)
127 5四歩打
128 8六歩打
129 6四桂打
130 8七歩成(86)
131 同 銀(78)
132 6六香打
133 8四歩打
134 9四玉(83)
135 7二桂成(64)
136 8七馬(97)
137 同 玉(77)
138 6七香成(66)
139 8六桂打
140 同 銀(85)
141 同 玉(87)
142 8五歩打
143 投了
まで142手で後手の勝ち

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大山将棋問題集20190812

2019-08-12 | 大山将棋研究

先手番大山先生の手を考えます。

 

第1問

 

決断の一手です。

A 33歩  B 38歩  C 24飛

 

第2問

 

これが代表的な「大山流」です。

A 48銀  B 22飛  C 94歩

 

第3問

 

じっくり指します。

A 85歩  B 39飛成  C 57角

 

 

 

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大山将棋研究(1340);三間飛車穴熊に位取り(内藤国雄)

2019-08-12 | 大山将棋研究

今日の棋譜20190812

76歩34歩に26歩というスタートで、大山先生が居飛車、内藤先生は三間飛車です。

石田流をねらい

穴熊へ。

大山先生は端と6筋の位を取りました。

石田流は銀を出てけん制し、34銀型に。

57銀と引いたら13桂で

55歩同歩46銀に25銀、戦いが始まります。

内藤先生は3筋を攻め

銀を出たところで

大山先生は飛を切って54角。これはどう応じても

36銀を取れるのですが、内藤先生にも返し技がありました。

銀を取り返せば

大山先生は手堅く守ります。

内藤先生は35飛を逃げずに桂を跳ねました。派手な手が続きます。25同角37飛成同銀25歩という手順で

ほぼ損得なしです。この図から48銀とするのが大山流。

攻防に飛を打っておいて

と金を作ります。内藤先生の84桂も攻防ですが、

大山先生は自陣竜で守ります。こうなると後手から96香を打ちにくくて、84桂が不発です。

内藤先生は55歩を打って馬と角を交換し

飛をさばきます。56歩にも

17角から35飛、大きくさばこうとします。

大山先生は と金を取られても竜を守り桂を殺しました。

玉頭のやり取りは

清算するとほぼ損得なしです。では互角かと言えば

位取りのほうが桂香の使い道があるのです。大山先生が指しやすくなっていきます。

竜を作られても桂を跳ね

87香を設置してから金をはがしました。

あとは玉頭方面を攻めていきます。ここで75桂を打たれても

75同金同歩74桂のお返しのほうが厳しいです。

穴熊が崩壊しました。

内藤先生は玉を左翼に脱出できれば良いのですが

大山先生の追撃は厳しいです。

こういうところで63歩成ではなくて63銀を打つのは

64歩の拠点を残したほうが後手玉が狭くて寄せやすいからと。

ゆっくり寄せて終わりです。

 

内藤先生は振り飛車も指しますし、大駒が飛び交うような派手な将棋もあります。何でも指せるのが長所ですが、じっくり構えられると力を出しにくいのでしょうか。大山先生の完勝です。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.41 棋譜ファイル ----
開始日時:1969/01/27
手合割:平手  
先手:大山王将
後手:内藤国雄8段
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 3二飛(82)
7 2五歩(26)
8 3三角(22)
9 5六歩(57)
10 4二銀(31)
11 6八玉(59)
12 6二玉(51)
13 7八玉(68)
14 7二玉(62)
15 9六歩(97)
16 3五歩(34)
17 6八銀(79)
18 4三銀(42)
19 9五歩(96)
20 8二玉(72)
21 6六歩(67)
22 9二香(91)
23 6七銀(68)
24 5二金(41)
25 6五歩(66)
26 9一玉(82)
27 6六角(88)
28 8二銀(71)
29 7七桂(89)
30 6二金(52)
31 8八玉(78)
32 7二金(61)
33 7八金(69)
34 4二角(33)
35 5七銀(48)
36 1二香(11)
37 1六歩(17)
38 1四歩(13)
39 2六飛(28)
40 3三角(42)
41 4六銀(57)
42 3四銀(43)
43 5八金(49)
44 5四歩(53)
45 5七銀(46)
46 1三桂(21)
47 5五歩(56)
48 同 歩(54)
49 4六銀(57)
50 2五銀(34)
51 2八飛(26)
52 2四角(33)
53 5五銀(46)
54 3六歩(35)
55 同 歩(37)
56 3七歩打
57 同 桂(29)
58 3六銀(25)
59 2四飛(28)
60 同 歩(23)
61 5四角打
62 3一飛(32)
63 3二歩打
64 5一飛(31)
65 3六角(54)
66 3五飛打
67 1四角(36)
68 5五飛(35)
69 5六歩打
70 3五飛(55)
71 4六銀打
72 5七歩打
73 6八金(58)
74 2五桂(13)
75 同 角(14)
76 3七飛成(35)
77 同 銀(46)
78 2五歩(24)
79 4八銀(37)
80 2八角打
81 3三飛打
82 1九角成(28)
83 3一歩成(32)
84 8四桂打
85 8六歩(87)
86 7四歩(73)
87 3九飛成(33)
88 1六香(12)
89 5七銀(48)
90 5五歩打
91 同 歩(56)
92 同 馬(19)
93 同 角(66)
94 同 飛(51)
95 5六歩打
96 1七角打
97 3八龍(39)
98 3五飛(55)
99 3六歩打
100 3一飛(35)
101 8五歩(86)
102 8六香打
103 8七桂打
104 同 香成(86)
105 同 金(78)
106 7六桂(84)
107 同 金(87)
108 2六角成(17)
109 8六桂打
110 3六飛(31)
111 4九龍(38)
112 2七馬(26)
113 6九龍(49)
114 3八飛成(36)
115 7四桂(86)
116 2八馬(27)
117 8七香打
118 7三馬(28)
119 6二桂成(74)
120 同 馬(73)
121 3九歩打
122 1八龍(38)
123 1九歩打
124 2七龍(18)
125 6六銀(57)
126 4五歩(44)
127 6四歩(65)
128 7四歩打
129 8四歩(85)
130 同 歩(83)
131 8五歩打
132 7五桂打
133 同 金(76)
134 同 歩(74)
135 7四桂打
136 4四馬(62)
137 6三歩成(64)
138 同 金(72)
139 8二桂成(74)
140 同 玉(91)
141 7五銀(66)
142 7一玉(82)
143 4一角打
144 7二銀打
145 6四歩打
146 6二金(63)
147 6三銀打
148 5一歩打
149 7二銀成(63)
150 同 金(62)
151 6三銀打
152 4二金打
153 2三角成(41)
154 6二歩打
155 7二銀成(63)
156 同 玉(71)
157 8四歩(85)
158 8六歩打
159 8三歩成(84)
160 同 玉(72)
161 8六香(87)
162 7二玉(83)
163 8一香成(86)
164 投了
まで163手で先手の勝ち

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大山将棋問題集20190811

2019-08-11 | 大山将棋研究

後手番中原先生の手を考えます。

 

第1問

 

71歩成があるので少しせかされています。

A 64銀  B 65歩  C 85歩

 

第2問

 

指されてみるとなるほどです。

A 45歩  B 55歩  C 65歩

 

第3問

 

中原先生の好きな手です。

A 56銀  B 33桂  C 45銀

 

第4問

 

後の手順を見ると、この手が好手なのだとわかります。

A 65同飛  B 56銀  C 57歩

 

 

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大山将棋研究(1339);四間飛車に中央位取り(中原誠)

2019-08-11 | 大山将棋研究

今日の棋譜20190811

昭和44年1月、中原誠先生と第13期棋聖戦第4局です。

大山先生の四間飛車で

中原先生は中央位取りです。

4筋の歩を交換できれば居飛車が指しやすくなります。

大山先生は石田流にしたいのですが、59角~76飛は64銀~31角か74歩同歩75歩という筋があります。

石田流の前に銀冠に組もうというところで、中原先生が動きます。

大山先生は1歩交換できたのですが

右桂を使って、中原先生十分の形です。

72歩は疑問手になることのほうが多いように感じますが、大山先生は大丈夫でしょうか。

中原先生は継ぎ歩攻めで

角をピンして何か手がありそうです。

46同歩には46歩同金86飛同飛68角がありますね。

46歩が入りました。

大山先生は と金を作り

85歩が良い利かしです。85同飛は77桂、85同桂は75角なので

74飛には と金を引いて桂を取れました。

中原先生は桂損ですが、左桂を使って十分でしょう。先手陣左翼の駒が遊んでいます。

大山先生は飛を使い

角を使います。

しかし6筋は受けにくそうです。

ここで77桂に67歩成が利いて

流れが速くなってきました。

飛角の取り合いで、56歩にも構わずと金を作られました。後手玉は手つかずですから大山先生は敗勢です。

銀を取っても55同角の味が良すぎます。

こうなれば寄せは簡単で

角を捨てて

桂を取ればこれまで。

 

中原先生の快勝で棋聖位を防衛です。大山先生の駒得が間に合う展開にはなりませんでした。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.41 棋譜ファイル ----
開始日時:1969/01/27
手合割:平手  
先手:大山名人
後手:中原誠棋聖
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 8四歩(83)
3 7八銀(79)
4 3四歩(33)
5 6六歩(67)
6 6二銀(71)
7 6八飛(28)
8 4二玉(51)
9 4八玉(59)
10 3二玉(42)
11 3八玉(48)
12 1四歩(13)
13 1六歩(17)
14 5四歩(53)
15 2八玉(38)
16 5二金(61)
17 3八銀(39)
18 4二銀(31)
19 4六歩(47)
20 5三銀(42)
21 3六歩(37)
22 5五歩(54)
23 6七銀(78)
24 5四銀(53)
25 5八金(69)
26 4四歩(43)
27 4七金(58)
28 8五歩(84)
29 7七角(88)
30 4五歩(44)
31 同 歩(46)
32 同 銀(54)
33 4六歩打
34 5四銀(45)
35 7五歩(76)
36 5三銀(62)
37 7八飛(68)
38 9四歩(93)
39 9六歩(97)
40 4三金(52)
41 2六歩(27)
42 4二金(41)
43 9七香(99)
44 8四飛(82)
45 2七銀(38)
46 7四歩(73)
47 5九角(77)
48 7五歩(74)
49 同 飛(78)
50 7四歩打
51 7八飛(75)
52 6四歩(63)
53 3八金(49)
54 6五歩(64)
55 同 歩(66)
56 7三桂(81)
57 7七角(59)
58 6五銀(54)
59 6六歩打
60 5四銀(65)
61 7二歩打
62 8六歩(85)
63 同 歩(87)
64 8五歩打
65 8八飛(78)
66 8六歩(85)
67 同 角(77)
68 5六歩(55)
69 同 歩(57)
70 4五歩打
71 5五歩(56)
72 同 銀(54)
73 4五歩(46)
74 4六歩打
75 4八金(47)
76 7五歩(74)
77 7一歩成(72)
78 6五歩打
79 5四歩打
80 同 銀(53)
81 8五歩打
82 7四飛(84)
83 7二と(71)
84 6六歩(65)
85 7三と(72)
86 同 飛(74)
87 7八銀(67)
88 3三桂(21)
89 4四歩(45)
90 同 銀(55)
91 8四歩(85)
92 4五桂(33)
93 8七飛(88)
94 5五銀(44)
95 6八角(86)
96 8六歩打
97 同 飛(87)
98 6三飛(73)
99 6五歩打
100 5七歩打
101 8三歩成(84)
102 6五飛(63)
103 7七桂(89)
104 6七歩成(66)
105 6五桂(77)
106 6八と(67)
107 5六歩打
108 5八歩成(57)
109 5五歩(56)
110 同 角(22)
111 3七金(48)
112 同 桂成(45)
113 同 桂(29)
114 4七歩成(46)
115 同 金(38)
116 4八金打
117 3九桂打
118 4七金(48)
119 同 桂(39)
120 3九角打
121 同 玉(28)
122 3七角成(55)
123 投了
まで122手で後手の勝ち

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大山将棋問題集20190810

2019-08-10 | 大山将棋研究

後手番大山先生の手を考えます。

第1問

 

これが一番手堅いです。

A 35同歩  B 33金  C 53金

 

第2問

 

この手が内藤先生を惑わせました。

A 56歩  B 56銀  C 57桂成

 

第3問

 

84香を敗着にさせます。

A 83銀打  B 93玉  C 73玉

 

第4問

 

最後は実戦詰将棋で15手。(13手の変化があります。)

 

 

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大山将棋研究(1338);中飛車に棒銀(内藤国雄)

2019-08-10 | 大山将棋研究

今日の棋譜20190810

昭和44年1月、内藤国雄先生と第18期王将戦第1局です。内藤先生は初のタイトル挑戦でした。

大山先生の中飛車です。

74歩が早いのは51角~73角もねらったのでしょうか?

手順が珍しいですが、内藤先生の棒銀になりました。

大山先生は22角から42金

33金と受けます。

銀を追い返して(35歩は取らないほうが居飛車は攻めにくいのですが)銀を引きます。

36銀は許さず

ここまで駒組みが進みました。振り飛車はまずまずの形で作戦勝ちか。

内藤先生は65歩同歩55歩同歩同角と動いていきます。

34金には86角~43角ということでしょう。

35歩を取れたのでまあまあの形勢です。

2筋が破れるのですが

金を35に出られて面白くはありません。

中央をへこまされるのを嫌って銀を殺される形を選んだのですが、我慢しておく(56歩に48銀)ほうが良かったのではないかと思います。

13香を取って、65銀と捨てて桂を取り返す、これで2枚換えの形です。

57桂成にはどちらかの金で取るものだと思うのですが、銀で取って47歩成は痛いでしょう。

先手陣はすっきりしてはいますが駒損です。ならば65香から駒を取り返して互角になるかどうかですが

84香に83銀打だと早合点したのでしょう。玉をかわされて難しいです。

36歩から飛を横に使い、64角を取り

82角から銀を取りました。悪い手順ではないですが、寄せ合いとしては負けでしょう。

39飛には69桂と粘らずに65歩(66角ねらい)ですが

89竜に角を取らせない77玉だと

先手玉が詰んでいます。

 

内藤先生が中央で銀2枚を取らせたのがおかしいのでしょう。悪手ではないけれど、駒損での寄せ合いは分が悪かったです。内藤先生と二上先生の棋風は少し似ていると思うのですが、二人とも大山先生を苦手にしています。内藤先生のほうがよりきれいな順を目指し、いろいろな戦型を指します。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.41 棋譜ファイル ----
開始日時:1969/01/16
手合割:平手  
先手:内藤国雄8段
後手:大山王将
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 4二銀(31)
7 5六歩(57)
8 5二飛(82)
9 6八玉(59)
10 6二玉(51)
11 7八玉(68)
12 7二玉(62)
13 5八金(49)
14 8二玉(72)
15 9六歩(97)
16 9四歩(93)
17 6八銀(79)
18 7二銀(71)
19 3六歩(37)
20 5四歩(53)
21 1六歩(17)
22 1四歩(13)
23 5七銀(68)
24 4三銀(42)
25 6八金(69)
26 3三角(22)
27 4六歩(47)
28 7四歩(73)
29 3八飛(28)
30 3二飛(52)
31 2五歩(26)
32 6四歩(63)
33 3七銀(48)
34 2二角(33)
35 2六銀(37)
36 4二金(41)
37 3五歩(36)
38 3三金(42)
39 6六歩(67)
40 3五歩(34)
41 同 銀(26)
42 3四歩打
43 2六銀(35)
44 5二銀(43)
45 2八飛(38)
46 3一角(22)
47 3七銀(26)
48 3五歩(34)
49 4八銀(37)
50 1三香(11)
51 4七銀(48)
52 6三銀(52)
53 2六飛(28)
54 5三角(31)
55 6七金(58)
56 7三桂(81)
57 1八香(19)
58 8四歩(83)
59 2七飛(26)
60 3四金(33)
61 6五歩(66)
62 同 歩(64)
63 5五歩(56)
64 同 歩(54)
65 同 角(88)
66 5四歩打
67 7七角(55)
68 3三金(34)
69 5六銀(47)
70 5二飛(32)
71 3七飛(27)
72 6四角(53)
73 3五飛(37)
74 3四歩打
75 3六飛(35)
76 5五歩(54)
77 4七銀(56)
78 8五歩(84)
79 8八角(77)
80 4三金(33)
81 2六飛(36)
82 4五歩(44)
83 2四歩(25)
84 4四金(43)
85 2三歩成(24)
86 3五金(44)
87 2四飛(26)
88 4六歩(45)
89 5八銀(47)
90 5六歩(55)
91 同 銀(57)
92 5五歩打
93 1三と(23)
94 同 桂(21)
95 6五銀(56)
96 同 桂(73)
97 6六歩打
98 5七桂成(65)
99 同 銀(58)
100 4七歩成(46)
101 5八歩打
102 5七と(47)
103 同 金(67)
104 4二飛(52)
105 8四香打
106 9三玉(82)
107 3六歩打
108 2五金(35)
109 3四飛(24)
110 4八飛成(42)
111 4九歩打
112 同 龍(48)
113 6四飛(34)
114 同 銀(63)
115 8二角打
116 8四玉(93)
117 6四角成(82)
118 3九飛打
119 6五歩(66)
120 8九龍(49)
121 7七玉(78)
122 8八龍(89)
123 同 玉(77)
124 7九銀打
125 7八玉(88)
126 8九銀打
127 投了
まで126手で後手の勝ち

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大山将棋問題集20190809

2019-08-09 | 大山将棋研究

先手番中原先生の手を考えます。

第1問

 

これは定跡の一手です。

A 56歩  B 66銀右  C 76銀

 

第2問

 

39歩成は受からないのですが。

A 66角  B 17桂  C 36歩

 

第3問

 

難所での比較は悩ましいです。

A 33桂成  B 43歩  C 95歩

 

第4問

 

チャンスが来ました。一気に寄せます。

A 23竜  B 61と  C 41竜

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