大局観 自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21)
2011年出版、羽生先生の本です。
とはいえこの出版社ですし、決断力と同じライターによるものでしょう。あまりうまい書き手ではありません。羽生先生の言葉をまとめたのでしょうから、読んで損はしません。
メモ
感覚が研ぎ澄まされると簡単に答えが出るので、地道なロジックの組み立てが前と同じテンションでできなくなってしまう。だから難しい問題にあえて取り組んでみる。
指す手は一つだけの決断だが、水面下には膨大な思考がある。それらを立体的にして厚みを増すことが長期的には結果にもつながるのではないかと考えた。
見通しの立たない状況の中でもがくことは、とても大切だと思った。もがき続けて習得したものは忘れにくい。
いつも自分に有利な局面ばかりということはないし、いつも悪い局面ということもない。必要以上に楽観することも悲観することもないし、一喜一憂することもない。
リスクを取らないことが最大のリスク。長期的な展望で新しい戦法に挑戦していく。
判断ミスの背景には、状況認識を間違っていた場合と感情に左右されていた場合がある。
可視化が難しいテーマで集中力をトレーニングする。
将棋を始めたばかりのころは何よりも練習量が必要。停滞期では練習の質を見直すアプローチがある。調子を崩しているときには基本の繰り返し練習をする。
負けることには必然性があり、改善点につながる。進歩のプロセスであり、成長につながる。
情報は活用することによって意義が生じる。消費ばかりではなく供給サイドにも軸足を置く。新たな創造をする。
きちんと理論立てをして説明できるのが直感、わからないけれどこれがよいと思ううのがひらめき。ひらめきはハイリスクハイリターン。
予想外のことが起きた時に真価が問われる。
2011年出版、羽生先生の本です。
とはいえこの出版社ですし、決断力と同じライターによるものでしょう。あまりうまい書き手ではありません。羽生先生の言葉をまとめたのでしょうから、読んで損はしません。
メモ
感覚が研ぎ澄まされると簡単に答えが出るので、地道なロジックの組み立てが前と同じテンションでできなくなってしまう。だから難しい問題にあえて取り組んでみる。
指す手は一つだけの決断だが、水面下には膨大な思考がある。それらを立体的にして厚みを増すことが長期的には結果にもつながるのではないかと考えた。
見通しの立たない状況の中でもがくことは、とても大切だと思った。もがき続けて習得したものは忘れにくい。
いつも自分に有利な局面ばかりということはないし、いつも悪い局面ということもない。必要以上に楽観することも悲観することもないし、一喜一憂することもない。
リスクを取らないことが最大のリスク。長期的な展望で新しい戦法に挑戦していく。
判断ミスの背景には、状況認識を間違っていた場合と感情に左右されていた場合がある。
可視化が難しいテーマで集中力をトレーニングする。
将棋を始めたばかりのころは何よりも練習量が必要。停滞期では練習の質を見直すアプローチがある。調子を崩しているときには基本の繰り返し練習をする。
負けることには必然性があり、改善点につながる。進歩のプロセスであり、成長につながる。
情報は活用することによって意義が生じる。消費ばかりではなく供給サイドにも軸足を置く。新たな創造をする。
きちんと理論立てをして説明できるのが直感、わからないけれどこれがよいと思ううのがひらめき。ひらめきはハイリスクハイリターン。
予想外のことが起きた時に真価が問われる。