これまで調べたように、94歩96歩と突き合う形は後手良しとして良いのですが、
後で86歩を突くと同角が嫌だからと、後手は86歩を先にする変化を選べます。このタイミングならば86同角66角77銀22角は後手良しです。なお95歩同歩86歩も同歩となりそう(86同角77銀22角はまだ先手が指しにくい)で、同じ形に合流します。86同歩に限定出来て、95歩同歩75歩67銀
67銀のところで75同歩は95香同香76歩以下後手良し、というのは最初に調べた形です。攻め続けるならば65歩しかなくて、75歩66歩76銀
これが受けの形です。67歩成22角成同玉67銀
ここは44角と66歩に岐れるのですが、66歩には77角
33角、44角、44銀もあるけれど、後手としては44歩が最善で66銀(AIは58銀76角87角成66飛を勧める) 67角88飛76角成
定跡本では57金95香同香65歩
65同銀同馬66金64馬85歩
これは後手が指しにくいと書いてあるのですが、AIによると46馬86飛79馬
評価値は-274の後手良しです。
なので先手は85歩ではなくて45歩
評価値は0近辺の互角です。
それ以外にも多くの変化があるのですが、
この図で66歩は評価値的にもほぼ互角です。なので44角のほうになるのですが、その先が長いので明日に回しましょう。