Nonsection Radical

撮影と本の空間

春を忘れていた

2013年02月02日 | Weblog
昨夜からの雨に心配して”少し早め”(休日としては)に目を覚ますと、外は深い霧。
3m先から白く霞んでいる。
まるで雪山のホワイトアウトのようだった。
こりゃぁ大変な一日になるなぁと思って二度寝して、日の上ったあとに再び起きると霧は跡形もなく霧のように消えていた。
天気予報より早めに太陽が顔を出し、雨の心配なく歩ける事となった。
天気予報では気温が上がるというが、予想では14度ぐらい。
それならカイロなしぐらいでイイかなと、服装はいつものままで出かけた。
空気が暖かい。
それが気温の違いを生み出している。
太陽の光の強さは昨日と変わらないのだ。

歩き始めてしばらくして、“暑さ”に我慢出来ずに公園で脱ぎだした。
セーター、ジャケットの内張りをナップサックに詰めて、再び歩き出すとカラダが軽くなった。
こんなに重いものを着込んで歩いていたんだ冬は、と思いながら歩いたが、ちょっと考えると脱いでも同じ重さのものを背負っているのだから負担は変わらないのだ。
最近思わしくない腰が今日は更に重くダルい。
足が上がらないので、何度もつまずき姿勢を崩してしまう。
這々の体で帰宅するが、今思うと手先も冷たくなかったし、襟足も寒くなかった。
これが春の気候なんだなと改めて感じた。

あれだけ暑かった夏が過ぎると暑さを忘れてしまい、冬の寒さに慣れてしまうと春の暖かさを忘れてしまう。
そうやっていつもその時の気候に馴染んでしまうのだろう。
だから今が嫌いにならないのだと思う。




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