Nonsection Radical

撮影と本の空間

幹部マニュアル

2010年04月27日 | Weblog
某月某日
残業帰りにスーパーマーケットに寄ったのだが、レジに行くと隣のレジでオヤジが何やら騒いでいる。
オヤジはどうやら店長のようで、レジの売り上げとお金が合わないと騒いでいるようだ。
担当だったらしいダンシを呼べとバイトに言いつけているが、その姿がカッカきているのがわかり、手に持った札束(100枚ぐらい)を振り回して怒りをあらわにしている。

以前書いた事だが、Mドナルド(名を秘す)で、レジカウンターのひとつを占めて、店長がそこで書類やら何やら広げてレジの金勘定をしているのを見た事があった。
思わず「そんなこと他でやれ!」と思ったのだが、店員用マニュアル通りに笑顔で客に応対するバイトジョシの横で、スマイル¥0円も見せずに不機嫌そうに客の視線を無視して「仕事」をする店長に、この会社の姿を見た気がした。
その後Lテリア(名は秘す)でも同様の姿を見て、この業界のマニュアルの笑顔とマニュアルから外れた立場の「社員」の姿勢にシラケ鳥が飛んだ。

同様に今回も、客のいる前で札束を振り回し、金額が合わないとガナリ続ける店長の仕事への姿勢が、客を見ていない事を証明してしまった。
バイト、パートにはマニュアルを作り、「客あしらい」を統一化して、さも「お客様第一」と印象づけるような「細工」はするが、それをさせる側が客の視線を無視してゴタゴタを人目にさらして印象を悪くしているのに気がつかない。
そういうサービス業が目についてくるのに当人当社は気がつき、あるいは問題だと認識しているのだろうか。

呼びつけられたバイトダンシが、どのような扱いをされるのか興味があったが、マニュアル通りの対応でおつりを渡してくれたイケメンダンシに「ありがとう」と言って、後ろ髪を引かれつつ店を後にしたのだった。

最近イケメンダンシのレジ打ちが多い事は目の保養になる。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 長居は無用 | トップ | グラムあたり »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (studioloveshin)
2010-04-27 23:48:03
会頭!
人間が出来てない自分はそういう場面で
『客の前でうぜーんだよ!事務所でやれよ』と、つい言ってしまうのです。
で、次回以降行きづらくなる小心者です。笑
返信する
傍観者 (satobo)
2010-04-28 22:13:40
自分が当事者になると状況が把握できなくなって、日記に書けなくなるので、努めて観察者でいようと思っています。
でもホントうぜ~っす
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事