Nonsection Radical

撮影と本の空間

2024年3月21日 現場を見る

2024年03月21日 | Weblog
撮影するのが目的か、現場を見るのが目的か。
実際にその場に立ってどういうものかをとりあえず見る。
そしてどういう事なのかは後でおいおい考える。
つまりその場で感じた事、考えた事だけで判断せず、時間をおいてみる事が大切かなと。

夜勤明けに都内各地の消滅予定物件を見てまわる。
有楽町ビルヂング、新有楽町ビルヂング、ニュー新橋ビル、国立劇場、コマツビル。
いずれも手持ちのレンズと技術では思ったようには撮影できず。
コマツビルはすでに工事用囲いで覆われていて外観判明せず。

移動中も各地で建築工事が繰り広げられているが、内心では建物の寿命の前に都市としての文明が衰退するんじゃないの?と皮肉な思いがわくが、上記のようにとりあえず時間をおいて考えることに。
途中、華やかな場所もそうそうたる場所も通るが、そういう場所と現在の衰退へ向かう状況をどのように結びつければいいのかという思いもペンディングに。
まあ内実はともかく表面上はデフレ期を抜けてバブル期に向かう上昇気流に街ゆく人も軽く浮き上がっている状況。
そういう”感覚”とは別に撮った写真には後々ヒントとなるものが写っているはず。
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