Nonsection Radical

撮影と本の空間

鉄のフライパン

2016年05月22日 | Weblog
通販で頼んでおいた鉄のフライパンが先日届いた。
厚さ2.3mmの業務用で、片手で持つのは少々つらいぐらい重い。
事前に調べておいたようにカラ焼きをした。
焼くことで表面の錆止めニスを焼き切るようだ。
30分かけて焼いた後にゴシゴシ洗って油をなじませておく。
そして野菜くずを炒めて慣らしをして、また洗って油を引いておいたのが昨日。
いよいよ使うことになった本日のメニューはお好み焼き。
はたしてコゲないだろうかと心配だったけれど、薄く油を引いて熱したフライパンはコゲ知らず。
鉄の厚みがあるので、最初に熱をまわしておけば、あとは全体に熱が回っていい感じ。
お好み焼きを返す時には、コテなど使わずに豪快にフライパンを振ってキャット空中三回転させて裏返すのだけど、さすがに片手では無理なので両手で空中に。
見事に焼き目もついて性能に満足。
すぐにダメになる合成樹脂コーティングのフライパンなど使わずに済むことにホッとする。
頑丈だし、たぶん死ぬまで持つだろう。
これで3000円は安い買い物だ。
少しの手間を惜しまなければ、良い道具というのはまだまだ健在なのだ。
もっと実用に適したものが”復権”することを願うよ。



蒲原の街並み 1
静岡県静岡市清水区蒲原神沢
撮影 2016年1月1日 金曜日 16時10分
コメント
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