Nonsection Radical

撮影と本の空間

10月4日 日曜 好みだけでは

2015年10月04日 | Weblog
湯中部に投稿している関係で、時々問い合わせがあったりするんだけど、なにしろシロートだから的確な答えなどできるわけもなく、わかる範囲で答えてはいるんだけど心配。
どうやったらブレずに歩き撮りができるのかとか、どんな機材を使っているのかとか。
実際はおおいにブレているし、市販のビデオカメラを手に持って歩いているだけだし、ネット上にあるような効果的な方法などお教えできるわけもない。
それでもこれまで興味のなかった街を撮影してみようと思う気持ちは大切だと思うし、もっとそういう映像が記録されていくことも大切だと思うので、稚拙な説明を許容して工夫をして行ってほしいと願うばかり。
動画もそうだけど、写真も見る方の嗜好と撮影する側のスタイルとの乖離はいちじるしい。
売れる写真集というのは限られる分野でしかなく、つまり好まれる分野はほんの一部で、他のものに興味を持ってもらえない残念さは多くの撮影者が感じるものだろうな。
視ることもないテレビのテレビ欄を新聞で眺めていると、最近は街を歩き回る番組が増えているようだな。
どんな番組かは知らないけど、説明を読むと、やはり限られた分野を取り上げる情報番組のようだな。たとえば食い物屋さんとか。
でもそういうのって、これまでも形は違ってもずっと紹介されてきたものだし、ありきたりだなと思うんだけど、やはりそういうものにしか需要がないから供給側もそういうものを送り届けるんだろうな。
形を変えて一人のアイドルをずっと追いかけているみたいなものだよな、こういう一面がありましたというような。
浮気性でいろいろなギャル(死語)に目移りする身にとっては、好みというものが一面的でなくて、いろいろなギャル(やはり死語)に良さを発見する”特技”があるので、もっと個性のある人があふれてきた方がいいんだけどな。
同様に街を取り上げるのでも、決まり切った街ばかり選んでもつまらないと思うんだよ。
話が飛びすぎてすまないけど、何が言いたいかというと、他人の好みをウンヌンすることになるけど、もう少し自分の好み以外のものにも興味を持ってみると、楽しさが広がるよと言いたいのである。
案外面白いものが世の中には散りばめられていることに気がついて、考えも見方も変わるかもしれないし。
何も考え方など変えたくないしと思うかもしれないけど、面白いと思うことがたくさん増えるのなら、その方がいいんじゃないの。
そうなれば動画も写真もさまざまな方向性があることがわかって、新しい楽しさを味わえると思うんだけどね。
そうなれば撮影する側も影響を受けて、もっと楽しい方向が広がっていくことにもなるしね。




楢葉町の街並み 2
福島県双葉郡楢葉町井出木屋
撮影 2015年9月20日 日曜日 11時40分


八幡山城下の街並み 7
滋賀県近江八幡市池田町丁目,本町1丁目,玉木町1丁目
撮影 2015年3月21日 土曜日 12時00分
コメント
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