Nonsection Radical

撮影と本の空間

雪を見て地震を想定

2014年02月15日 | Weblog
降り積もった雪で大渋滞する車列を見て、将来来るであろうと騒がれている大地震の事を考えていた。
高速道路は今回のようにどこもかしこも大渋滞を起こして麻痺し、空港や駅も同様な事になるだろう。
雪は溶けて消えてしまうかもしれないが、地震の被害は消えない。
そうなると東北の地震でもわかるように長期間交通が遮断されてしまう。
想定外の雪だから仕方がないという気持ちがあるかもしれないが、雪ではなくあれが瓦礫だと思うと復旧にかかる時間と手間は絶望的なものだろう。
物流は滞り、停電や断水など”ライフライン”の復旧には長い時間が必要だろう。
そういう事をどれだけの人が想像しているだろう。
この”災害”を来たる地震の対応に活かそうと考えているだろうか。
どこの地域の「災害対策訓練」は不思議といつも滞りなく終わるが、今回のような雪災害と地震の場合とは別だと考えていないといいのだけれど。
いやきっとニュースでは報じなくても、どこの自治体も人も訓練のように滞りなく対応しているんだろう。
だとしても、何十時間も高速道路や鉄道、空港は麻痺するという事なのだから、備える側は心して対策を準備しておく必要があるな。
雪だから仕方ないという気持ちで、地震だから仕方ないと諦めの境地でいるのなら別だけど。




海南駅前一番街商店街
和歌山県海南市名高,日方
撮影 2013年12月21日 土曜日 15時45分
コメント
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