Nonsection Radical

撮影と本の空間

読み物としてのネット

2013年09月25日 | Weblog
どちらかというと文字人間(活字ではない)なので、映像とか音声とかよりも文字を読んで時間を過ごすのが好きだ。
で、暇を見つけては本を読んでいるんだけど、ネットでも文字を追いかけてはいる。
いるけれど、どうもねぇ。
モニターで長い文章を読むというのがどうもできなくて、電子書籍端末を読むのは苦ではないのできっと姿勢の問題だと思うけど、モニターで小説など読もうという気が起きないので、おもにニュースサイトやコラム、エッセイなど読んでいるんだけど、ハッキリ言って内容のあるものは少ない。
まあタダだからそんなものなんだろうと思うのは、紙媒体でもR25なんてのは中味スカスカだから媒体を問わずタダは所詮タダという事だ。
テレビだってタダの放送は所詮・・・
タダのものを娯楽にしようと思うのが間違いで、それ相当の対価を払ってでもと思うと本に行ってしまうのは自然な事だろう。
ネットでも対価を払うサイトはあるけれど、どうなんだろう、それに見合ったサイトはあるのだろうか。
実際に対価を払って見ているサイトはあるけれど、特に絶対必要という気持ちはない。
何かの”足しに”という感じかな。
たとえばひと月に1000円払うとしたら、1000円の本の中味ぐらいは情報が欲しいよね。
それに見合うものがあるのかというとなかなかねぇ。
かといって週刊誌や月刊誌にしても年間を通して読み続ける”価値”があるかと言えば、そういう雑誌も少なくなっている。
文芸誌ぐらいかねぇ。
毎月あんなに新しい話を作り続けるのは大変だと思うよ。
でも、そういう読み物をあまり一般の人は読まない。
文字を読まない。
テレビだけか?

ネットで読み物を作り続けて生活をしていく。
そういう可能性をネットが一般化した時にはあるかもと思ったけれど、無理なんじゃないの?と今は思う。
支える読者が少なすぎる。
つまり支持されていないという事だ、書籍やテレビなんかと比べて。
タダで書籍やテレビと同等以上の面白いものを提供しろと求める方もおかしいが、それが現実だ。
そんな現実の前に「やってられねえょ」と思うのも仕方がない事だ。
やはり読み物は書籍に求めてしまうよな。





牧野駅前商店会
大阪府枚方市牧野阪2丁目
撮影 2013年6月29日 土曜日 17時30分


熱海本町商店街
静岡県熱海市銀座町,中央町
撮影 2013年8月13日 火曜日 11時05分
コメント
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