闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

いい加減が一番いい

2015年07月29日 21時43分31秒 | Weblog
今夜、NHKで放送された「ためしてガッテン」の中で紹介された
「高血圧を撃退!塩を減らさないハッピー減塩法」は面白かったですね。

好きなものの減塩はやらない、その代わりそれ以外のまわりのおかずはしっかり減塩する。
そういうメリハリの付け方は、実に私達にあっているというか、
人間という生き物の属性にあったやり方だと思いますね。

減塩にしても、ダイエットにしても、運動にしてもそうですが、
すべて画一的にやると必ず失敗します。

私も喘息で肺機能が落ちているから運動しないといけないという事で、
ジョギングを毎日決めた時間にやっていましたが、案の定、途中で挫折。
原因は、毎日、何キロ走ると決めていたからです。

今はジョギングを再開していますが、以前のような決め方をして走っていません。
走りたい日に走りたいだけ走る。毎日何キロ走るなんて決めていません。
だから1週間でも2週間でも、走りたいと思わなければ走らない。
逆に走りたいと思ったら、朝晩でも10キロでも走る。実にいい加減なものです。

勉強だって同じ。やりたいと思ったら、寝食を忘れて徹底的にやる。
逆にやらない時は全くやりません。 毎日コツコツなんて無縁です。
こちらも実にいい加減なものです。

私の尊敬する宗教学者のひろさちやさんが仰っていたと思うのですが、
仏教でいう「いい加減」は、世間でつかわれている「いい加減」とは違います。

世間では「いい加減なヤツ」とか「いい加減な事をするな!」って
ネガティブな使い方をしますが、仏教でいう「いい加減」は
世間でいう「いい塩梅」や「丁度いい処」というポジティブな意味です。
そう!「暑くもなく、寒くもなく、いい加減」の「いい加減」の意味です。

人間、画一的に決めてしまうと、余程意志が強いか、強い目的を持っていないと
どうしても破綻する時が必ずやって来ます。
ジョギングでも、毎日何キロなんて決めて走ると、最初は目的意識があっても
段々義務になってしまって、最後には辛くなる。

私事で申し訳ないのですが、私の母などはその典型例。
高齢なので歩くのが良いと思い、毎日一生懸命歩く。
最初は楽しくても、段々義務になり、さらに自分を追い込んで、
最後には歩く時間が来た思うと憂鬱になり、仕舞いには病気になってしまう。

それは「いい加減」を通り越して、度が過ぎているからです。
いい加減にやっていれば、破綻することがありません。

私の場合、いい加減にやっていることが多いので、やることが何でも楽しいですね。
海外旅行だってそうだ、予めコースと時間が決められたツアーなんかゾッとします。
私は全部自分で予定を立てて行きますが、時間なんか決めてません。
「何処と何処と何処に行く」という決め方。
それだって必ずしも全部行くとは限らないし、外に寄り道する事もある。それが楽しい。

勿論、綿密にスケジュール立てて行く人もいる。
でもスケジュールに追われて、本来の旅の楽しみが半減している人も多いでしょう。

まぁ人それぞれ生まれ持った性格などもあるので一概に言えませんが、
私には「いい加減」が一番性に合っている。 勿論、仏教でいう「いい加減」ですよ


今日目についた記事:
 ・チェコの動物園でキタシロサイ死ぬ、地球上に残り4頭
  過去5回の大量絶滅は自然淘汰だが、今回の大量絶滅は人間が関与している。
  私は常々、人間こそ絶滅すべきだと考えています。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 いい加減、適当が一番。高田純次さんなんか、楽しい生き方していると思うよ。

今日読んだ本:
 一億人の英文法

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