うちの毎夜の訪問者

それにしても暑いですねー、今朝もあまりの暑さにいつもより
１時間半も早く起きてしまい、そこからもう寝られませんでした。
それでも横になっていると、久々の大きな地震！京都の私の家あたりでは震度３。
ガタガタっていう感じより、横揺れを感じました。
阪神淡路大震災がトラウマになっていますから、
たとえ震度３でも、恐怖を感じるのには十分です。


さてさて、最近、毎夜大体同じ時刻に、私の部屋窓に訪問者があります。
美人のおネエちゃんが忍んで来てくれるのなら嬉しいのですが、
あっ！いや！夜に忍んで来るのは、牡丹灯籠のお露さんか？！

実は、私の部屋は夜遅くまで灯りをつけていますから
小さな蛾などがたくさん集まってきます。
それを目当てに、ヤモリがやってくるというわけです。
写真の白い腹がみえているのが、うちの「ヤモちゃん」です。

蛾を見つけるや否や、抜き足差し足でゆっくり近づき
狙いをつけるや目にもとまらぬ速さで、パクリ！
時には逃がす場合もありますが、８割がた捕食している名ハンターです。
その狩りの上手さを、皆さんにお見せできないのが残念です。

ヤモリなど大嫌いと仰るかたもおられますが、
動物好きの私ですから、両生類でも、一生懸命に生きている姿を見ると
ついつい応援したり、感動したりしてしまいます。
そのような愛しい動物たちを、無下に殺してしまう人を見ると
信じられませんねー、地獄に落ちろ！と思います。

いろいろな動物がいてこそ、生態系がなりたっているのだし
人間と言ったところで、どこが他の動物よりそんなに偉い？
他の動物と何ら変わらんどころか、もっと危険な生き物ですよ。
どんなに凶暴な猛獣でも、地球を吹き飛ばすような武器はもっていません。

ヤモリなんかは益獣ですよ、害虫を食べてくれるのですからね。
うちの庭には、掌より少し小さいくらいの、大きな蜘蛛もいます、
蜘蛛も害虫を食べてくれるので、そのままにしております。
まぁゴキブリやダニなどは、病気を介在しますから駆除しますが
人間に役立つ生き物は駆除しません。

そんな親近感のわくヤモリですから「ヤモちゃん」と愛称をつけたり
登場時間がちょっと遅いと「今日はどうしているんだろう？」とか
「猫などにやられてないだろうな」など心配してしまいます。

それに動物の寿命は人間より圧倒的に短いにもかかわらず
今、私と同じ時間を共有しているという奇跡
生物の歴史から見れば、動物たちの寿命は一瞬にもならないくらい短い
まぁ人間はそれより長いとしても、やはり一瞬に過ぎません。
その一瞬ともっと短い一瞬が同時期に生きているのですから
駆除したりせず、ともに共存する道を選ぶべきですよ、
少なくとも、私自身はそうありたい。


今日目についた記事：
　・日経平均続落、終値２１円安の９２７８円
　　NYダウも1万ドル割り込みそうだし・・・

今日の気持ちステータス：

今日の一言：
　共存こそ知恵の結集