闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

外国企業に学ぶ

2012年10月29日 20時21分25秒 | Weblog
今日、近畿地方では木枯らし1号が吹いたとか、いよいよ冬の入口です。
紅葉情報を見ると、まだまだ初秋という感じなんですけどね・・・
いずれにしても、私にとって辛い季節が確実にやってきている事だけは事実です。

さて、一昨日、昨日とNHKで「メイド・イン・ジャパン 逆襲のシナリオ」
という番組が放送されましたが、見た方も多いと思います。
なかなか面白い番組でしたねー、その内容の多くが私も感じている事だし
日本の多くの企業が、転換しなければならない課題も沢山でてました。

私は、日本の企業が世界で生き残るには、中国人の華僑的方法が
最もいいのではないかと今では考えています。
つまり日本の製品を単に売り込むだけではなく、
現地の人たちと交流し、現地の事を良く知り、現地で商売する、
しかし日本人同士のネットワークは大切にして、絶えず情報交換する。

現地の人たちと打ちとけ合うには、当然、慢心した態度では絶対だめです。
腐ってもメイド・イン・ジャパンという発想は根本的に変えなければなりません。
でも高度な技術が日本にはある? それはそうですが、だから何?
それこそが慢心なのですよ!! その奢りが、現在の日本をダメにしている。

一部の事柄については、日本が抜きんでている事は確かだ、
しかし、他の事柄では、現地の方が優れている事もある。
高度成長が終わった私たちが、忘れてしまったものが現地には
まだ沢山残っていますから、私たちは再度、それを学ばない限り
今の不況から脱出できないと思いますね。

それを学びつつ、現地にない技術は提供すればいい、ギブアンドテイクだ。
それがお互いのプラスになって発展できるようにお互い工夫すればいい。
今や中国・韓国など、世界的に強い企業に対抗していくには、
日本の企業だけで戦うのは難しいですから、もっと東南アジアや
アフリカ諸国の企業と組むのが良いでしょう。

そのNHKの番組の中で、印象的だったのが中国ハイアールのトップが
松下幸之助さんやも稲盛さんなど、かつての優れた経営者からよく学んで
よく理解され、経営に生かされているのだと思います。
そうやって成功した企業から、様々な事を学ぼうという日本の企業が
どれほどあるでしょうか?過去の栄光だけにすがり、自分の今の身の丈を考えず
それらの企業と勝負するから負けてしまうのですよ。

まぁ私自身、今のように停滞しきって冒険をしない日本の企業より
切磋琢磨して成長しようとしている国や外国企業に、限りなく魅力を感じ
彼らと一緒に仕事をする事にワクワクしますよ。
それによって私自身も成長できますしね。
日本の企業には、高度成長期に、謙虚な態度で外国から多くを学んだように
再度、中国や韓国の企業からも、そして西洋の企業からも謙虚に学んで
欲しいと願っています。


今日目に付いた記事:
 ・「近いうちに」っていつ? “曖昧”な日本人と“察しない”中国人
  この記事も面白い!!相手の事を察するというのは、日本人だけの特異体質
  だと考えた方がいいのではないかと私は思いますがね。
  中国人だけに限らず、西洋人も同様だと思いますので。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 ともに手を携えて成長する道を模索すべきでしょう

  

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