闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

強盗の居直りだ

2008年11月21日 14時18分55秒 | Weblog
今日も午後からの更新になっちゃいました。

今、中国でWindowsマシン利用者の間で混乱が起きています。
元々の発端は、Windowsが違法にコピーされて使用されている、
いわゆる海賊版で、実に中国のWindowsの92%(2003年)が
海賊版Windowsだと言われています、それでマイクロソフトも黙っちゃいない。
現在マイクロソフトが全世界的に進めている正規版かどうかの
認証方式を中国にも導入したのが、今年10月。

そこまでは良かったのですが、その認証で海賊版だと判断されると
使用開始から1時間後に画面が真っ黒になるブラックスクリーンという
仕組みが組み込まれて、海賊版Windowsが使えなくなります。

ところが海賊版Windowsのユーザーは、その措置は過激だと反発を強め
中国のIT業界からも反対されて、マイクロソフトの中国法人が
窮地に陥っているのだとか。
ブラックスクリーンで、セキュリティ問題やプライバシーの侵害を
訴える人が出てきたり、テロだという人まで出てきました。

まるである家に強盗に入ったら、過激な撃退装置が置いてあったので
強盗が危険な撃退装置が置いてあったと、その家を訴えたようなものだ。
強盗の居直りも甚だしい。
自分達が違法コピーした海賊版を違法に使っていながら、
正規の措置を行ったマイクロソフトに不満を述べるなど言語道断!

ましてやソフトを開発する側のIT業界からも不満が出ているとの事だが
それは天に唾するようなものだという事が、分からないのか?!
そこまで来ると単なる笑い話じゃなく、頭の悪さを露呈している結果にすぎない
全くそんなルール無視の国民が多い国家が、先進国に迫ろうというのだから
ジャイアンがそのまま大人になったようなものである。

海賊版問題はWindowsに限った事ではなく、他のソフトの海賊版や
音楽CDやや映画DVDは、ソフト以前から大変深刻な危機状態にあり
世界で流通しているそれらCDやDVDの3分の1が海賊版だといわれています。
また、ゲームソフトなどにも深刻な影を投げかけています。

中国国内だけで流通している海賊版による被害総額は、
2000億円以上にものぼるそうだ。
海賊版流通のワースト1は中国だが、ロシアや東南アジアの国々
アルメニア、メキシコなども海賊版の流通量が多い国々だ。

で、わが日本を見てみると、海賊版の被害総額は100億円以上だと
いうことですから、意外と日本でも海賊版が流通しているようです。
業界の順調な成長を望んだり、素晴らしいソフトの出現を期待するなら
正規の料金を払って、それで得た利益をもとに製品を造って欲しいものです。


今日目に付いた記事:
 ・米シティに再編観測、部門売却や統合検討 米メディア報道
  シティグループも厳しいですな~

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 本当の文明人は知的財産権を保護する

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