闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

落日の兆し

2009年08月31日 22時54分01秒 | Weblog
今日も、自民の敗戦の弁が、ワイドショーなどで流れていましたが
いずれも「甘かった」とか「ずっと以前に敗戦の種があった」とか
国民はみんな良く知っていた事を、今更ながらに語る元先生たちの
乖離した考え方には、ホトホト呆れてモノもいえませんな。
まぁだから「落選」したのでしょうけどね。
だからといって、民主が本当に国民と乖離していないかどうかは
今後の政策実現や行動をよく注視する必要があります。

私なりに考えるに、自民党の崩壊はやはり細川政権ができた時に遡ると思います
その後、社会党・さきがけと連立して村山政権を樹立させたのですが、
自社さ政権で、社会党は完全に党の理念を捨て去り、
結局、社会党は崩壊してしまいましたが、自民党も自民党としての理念を
半ば捨て去り、政権に固執する事が目的化した事の結果が
昨日の選挙結果につながったと思いますね。

森内閣の時に、完全に賞味期限が切れた自民党が、
次に起死回生を狙った小泉政権では、小泉劇場で一時的に盛り上がったものの
奇しくも小泉さんが言った通り、昨日、自民党に完全な引導を渡す結果を
もたらしてしまいました。
そこに追い討ちをかけるように、年金問題や派遣問題、
安倍・福田両氏による政権投げ出しで、泥舟は沈む寸前。
そう考えると、今となっては能天気すぎる麻生さんも
ある意味では、被害者のお一人だったかもしれません。

それに小泉政権以降、安倍氏は病に倒れ、福田さんは政権を投げ出して
改革路線を堅持できず、麻生内閣に至っては見直し大転換。
ある意味、小泉政権で郵政民営化とともに、改革路線に一票を投じた有権者に
とっては、麻生政権での改革路線見直しは、約束違いという事にもなりますしね。

今日、ワイドショーで誰かが言っていましたけど、
「自民党はオウンゴールで自滅した」 何とも的を得た喩えですな。
大体、一昨年の参議院選挙で、民主が躍進した時に
もはや自民と国民の間の溝が大きい事に気づくべきでしたよ。
しっかり現実を見つめ、信じたくないものが見えてもそれを受け入れて、
反省して路線を変更していたら、昨日の大敗は避けられた。
政権維持が目的になっていたので、真実を見る目が曇っていたのか
真実は見えていたが、国民を甘く見ていたのか...

解党的で直しをする新しい自民の姿と民主がどのようにマニュフェストを
実現していくかを、私たちはしっかり見つめて行かなくてはなりません。


今日目に付いた記事:
 ・【自公落城】(中)茫然自失 なお続く…
  今日あるTV番組で、早速自民の当選者へ「野党の皆さん」と声が飛んでいた

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 勝てば官軍

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