闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

先人に学び、先人を超える

2013年10月03日 21時56分48秒 | Weblog
今日のMSNのコラムに
「ボクは徳川家康よりエライ」経営の神様・松下幸之助が放った言葉の意味とは
というタイトルのものが掲載されていた。

タイトルだけ見れば、幸之助さんが奢り高ぶって発した言葉のように思う人も
おられるとは思いますが、私が幸之助さんがそんな人ではなかったと信じていますので
もっと深~い意味があるのだと思いました。

で、実際そのコラムを読んでみると、やっぱり!
幸之助さんの言いたかった事は、信長さんは常識に捕らわれなかったので偉かった。
信長さんの悪いところを学んだ秀吉さんは天下を取った。
その信長さんや秀吉さんの良いところ・悪いところを学んだ家康さんは、
江戸幕末まで続く礎を築いた。

幸之助さんは、彼らよりいろいろ学び経営に生かしたから偉いというわけだ。
そして幸之助さんの偉いところは、後に続く人たちに、自分を含めた先人から学び
自分より偉くなるように勉強しなさいという訳だ。

ここ数日、通勤電車の中での読書に、幸之助さんの著書「道をひらく」を読んでいます。
「道をひらく」を読むのはもう5度目位になりますけど、何度読んでも学ぶところが多い
何といいますか、経営者の書かれた本というより、実践の教育者が書かれたようです
実に人生の機微を例をあげて書いてあるようで、私にとってバイブルですね。

幸之助さんの弁じゃありませんが、私は今、先人の知恵を必至で勉強している最中、
それらを私なりに解釈して、良いところは取り入れ、そうでないところは切り捨てる
そしてトータルとして、幸之助さんの言う「偉い」ところに持っていきたいですね。

先人の本を読んでいると、理屈ばかりで・・・でとか、時代が違うなんて罵詈雑言が
聞こえてきそうですが、私は経験だけではダメ、理屈だけでもダメ、
経験と理屈が融合してしてこそ、素晴らしい結果に早く結びつくものだと信じています

ともすれば、たたき上げの人が偉く、高学歴の人は理屈だけのモヤシだと
批判する人が世間では多いように思われますが、果たしてそうでしょうか?
私は違うと思いますね、そりゃぁコンピュータが無かった昔、平安時代も
江戸時代も、昭和時代もたたき上げの人の経験は何物に代え難いものでした。
そういう意味では、平安時代も昭和時代も大差ありません。

しかし今やコンピュータで様々な事がシミュレーションできる時代、
まだまだ理屈が経験を上回る事はできませんが、明らかに昭和以前と今とでは
環境が異なっており、私たちはコンピュータの助けを借りて
経験してなくても大きな成果を上げられる時代を生きています。

私が言いたいのは、そういう意味で、幸之助さんから学び、
コンピュータを駆使して、更に賢くなれる世代だと思います。
まぁかなりの努力は必要ですけどね。


今日目に付いた記事:
 ・<福知山爆発>「客が携行缶移動」弁護士に容疑者説明
  他の大勢が見ていたんだ! 嘘言うなっちゅうんじゃ!!ボケ!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 鳴かぬなら 工夫してみよう ホトトギス [酔鼠(すいそ)]

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