闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

日本国民もグローバル化せざるを得ない

2011年09月13日 21時17分14秒 | Weblog
今日のCNNに榊原英資氏のインタビュー記事(文字&動画)が掲載されていました。
同氏によると、アメリカは暗にドル安政策を進めているので、協調介入は期待できず
もはや日本だけの為替介入では効果が期待できず、1ドル60円台の可能性もあるのだとか。

そうなると日本の輸出産業はさらに窮地の追い込まれ、海外に拠点を移すしかなくなる。
でも榊原氏は「日本に残された解決策は製造業のグローバル化だ」と言っています。
確かにそれも一理ある、しかし、そうなれば国内の雇用情勢が悪化するのは必至。
失業者が街に溢れているのに、海外へ拠点を移した企業だけが儲かる・・・
それはどう考えても、健全な姿とは言えないと思いますね。

それでは、人材も一緒にグローバル化すればOKなのですが、
先日もこのブログで書いたように、村社会である日本で温室栽培された人材が
海外にでるようなチャレンジ精神を持ちあわせているのは、ごく希ですから。
それに、まともに英語の教育も受けていませんから、
もし海外に出ても、まず言葉の壁に突き当たるのは目に見えています。

しかし、いずれ日本国民もグローバル化せざるを得ない日が必ずやってきます。
榊原氏の予測が外れ、製造業がグローバル化しなかったとしても
内需の上昇は当分見込めませんから、やはり遅かれ早かれグローバル化は避けられません。
その時のために、中国や台湾、韓国のように、海外でも活躍できるような人材を
育てる教育に日本は大きく舵をきる必要があります。果たしてその勇気がありますかな?

もう一つ日本が生き残る道は、観光立国という手段。
しかし、これは東電のバカが福島第一原発の一件で、当分ダメにしてしまいました。
以前と同じレベルまで、海外からの観光客を呼び戻すには、何年もかかるでしょうからね。
そういう意味でも、国益を著しく損なった企業に政府が血税を投入するは納得できない!

いずれアメリカ経済が新たな段階に入り、景気が回復してきたとしても
緩やかに円安が進むこともあるでしょうが、ヨーロッパのユーロ圏の景気も回復しないと
100円/ドル台に戻すことはないと、私は思いますね。
というより、そんな他力本願な結論を待つのでは無く、日本は様々な事柄
道州制の導入、政治制度の変革、政府のありかた、教育の刷新、等で大きく舵を切り、
もっと自ら外貨を稼げる国に生まれ変わるべきですよ。

それとも大東亜共栄圏構想を旗印に、中国や東南アジア、南洋諸島に進出しますか?


今日目に付いた記事:
 ・陛下をお迎え中、民主議員が撮影?自民が問題視
  この件も全く幼稚な行動ですな。芸能人を女子高生が撮影しているんじゃないんだから

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 日本を真に開国すべし!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿