闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

生意気で何が悪い

2013年08月19日 21時06分54秒 | Weblog
東洋経済オンラインに、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボ所長である
伊藤穰一さんとマッキンゼー出身の経営コンサルタントである波頭亮さんの
大変興味深い対談が、上下2回に分けて掲載されています。

私はTEDという番組をよく見ますので、伊藤穰一さんはMITメディアラボ所長というより
NHKで放送されてるTEDのナビゲーターである印象の方が強いですね。
波頭亮さんは、もちろんお名前は存じていますし、TVでも何度お見受けしておりますが
正直、どういう方かは存じ上げませんでした。

そのお二人の対談は本当に大変興味深いですね、伊藤穰一さんの仰っている事は
私が普段から思っている事そのものですから、結局、日本の社会って世界から見れば
大変異質で、個性を殺してしまう構造の社会なんですよね。

もちろん例外はあるものの、日本の学生は本当に勉強しませんよね。
それに民主主義や個性というものを、まともに教育されていませんから
単なる自分勝手や目立てばいいというだけのマヌケしか製造してきませんでした。

すべての悪の根源は日本人の考え方そのものにあり、その日本人が現在の日本社会を形成し、
日本の若者を教育しているのですから、いつまで経っても世界と勝負できる人材を生まない。
伊藤穰一さんも波頭亮さんも、そこまではっきり言及していませんが、
話の筋から考えれば、私がそう考えているのと大差ありません。

しかしその対談の中で、私が大変ショックをうけたのが、波頭亮さんの言葉
「基礎学習、さらにいえば努力の総量が、日本人には足りないように感じます。」
そうですよねー、これは学生に限らず私たちも含めて努力が足らないですね・・・
もっとも日本社会は、努力を認めてくれない社会ですから、やる気がなくなるというか
やっても無駄というような気持ちになる事が多いですね。

私はアメリカ嫌いですけど、アメリカの素晴らしいところは、
伊藤穰一さんが仰っているように「ディベートが健康的なスポーツのように捉えられているんですね。」という点。

対談の中でも語られていますが、日本でなら例えば教授と意見が対立したら浮いてしまう、
また親兄弟の間でも上下関係があり、議論というものが成り立たない。
しかしアメリカでは、立場や性別、年齢を超えて議論できますね。
まぁ勿論企業の中では、日本より上下関係が厳しい場合もありますけど。

それにアメリカの素晴らしい点は、相手の意見を聞き、自分の主張も述べる。
アメリカ社会では、自分がこうしたいと主張できなければ生きてゆけませんね。
私は日本でもそうあるべきだと思いますが、自分の意見や考えを主張できない人間が
どれほど多いことか・・・それに自己主張しようものなら、意見を聞かずして
頭ごなしに叱られるという理不尽も度々です。

私なんかは、自分の意見をハッキリ述べる事が正しい事だと思っていますから、
年長者から随分𠮟られたものですよ、そして大抵「生意気な奴」と思われています。
自分の意見を言うだけで「生意気」のレッテルを貼られるのですから、おかしい!!
「生意気で悪かったな、生意気のどこが悪い!!」ってんだ。

ちょっと話が脱線してしまいましたが、興味のある方は是非一度、この対談記事を
一読される事をお勧めいたします。

http://toyokeizai.net/articles/-/17012
>http://toyokeizai.net/articles/-/17073


今日目に付いた記事:
 ・花火会場爆発、35歳の男性死亡…死者3人に
  花火を楽しむために会場に行って、命を落とすとは・・・あまりにも不憫過ぎる

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 本当に日本は住みにくい国だ