闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

日本の夕暮れは近い?!

2013年06月03日 21時26分14秒 | Weblog
ますます便利になっていく今日この頃。
デリバリーはもはや食料品に限らず、様々なデリバリーが今大流行り、
スーパーに行かなくてもデリバリーしてくれたりする時代。
先日、釣り堀のデリバリーやマジシャンのデリバリーなどもあると
テレビの番組で紹介しておりました。

その一方で、今日のMSNニュースの記事『宅配便が届かない!?コンビニから
商品が消える!? ドライバー不足が引き起こす「物流2015年危機」

つまりドライバーの高齢化や人口減少で、物流に携わる人口が減り
私たちの生活に支障が生じてくるようになるらしいです。
まさに日本の夕暮れが、すぐそこまでやってきているようです。

まぁ私の生きている間には、大きな影響は出てこないと思いますが、
今から50年後の日本を考えると、大変深刻な問題となる事は間違いないでしょう。
上の記事では、物流のドライバーの例ですが、
すべての分野において人口減少の影響は出てきます。

さらに悪い事に、現在の年齢別人口比のまま人口が減少すればまだよいのですが、
若者が減り、労働人口が減り、高齢者だけが増えるという事態になり、
ますます日本の経済力は落ちる一方で、特に地方では深刻な問題になるでしょう。

現在でも、地方出身の若者は、便利さや豊かさを求めどんどん都会に出て、
地方の高齢者人口比はどんどん高くなっていますが、それが加速されますね。
では都市部では、それでもバラ色かというとそうでもなさそうです。
相対的に人口が減るわけですから、都会に住んでいても支障が出てきます。

人口減少で国の歳入が減り、道路をメンテナンスする予算も削られ、
さらにメンテナンスする人たちも減りますから、主要道路以外は荒れてくるでしょう
それに道路に関係する施設、ガードレール、橋、トンネルなどの
メンテナンスも人手不足により行われる頻度が減り、
メンテナンス不足が原因となる事故や事件が多くなるでしょう。

最近は、かなり山奥に行っても、必ずあるのがコンビニとガソリンスタンド。
でも人口が減ると、それらに立ち寄って出てくるのは都会に出る前の若者か、
高齢者ばかりになってしまうでしょう。いや場所によっては無くなるかも。
郡部の農家の集会や町内会の集会は、まるで敬老会にようになること間違いなし。

これは私が歳をとった時にも実現しそうな感じですが、
高齢者になっても働きたい人は働くようになり、
働いている間は年金が出ないというような制度になると思いますね。
まぁ働ける間は働いたらよいと思いますが、働けなくなった時が問題です。

労働人口が減っていますから、介護に携わる人だけが増えると思えませんから
介護を受けたくても、なかなか受けられない高齢者が増加。
もちろん医療現場の人口も減りますから、いざという時にも人手不足で
今では助かる命も助からなくなるでしょう。

日本の50年後を予測すると、決して明るい将来が見えてきません。
SF映画に出てくるような高性能なロボットが発明されれば、
人手不足を少しは解消してくれるかもしれませんが
ここ50年で果たして、それだけ科学技術が進みますかな?


今日目に付いた記事:
 ・支給年齢引き上げ、早期検討を=公的年金制度を議論―国民会議
  上の投稿で書いた一端がここにはじまるという事でしょう。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 ジジイになっても働きまっせー。