闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

日本が中国から学ばなければならない日が必ず来る

2011年10月27日 21時14分18秒 | Weblog
昨夜遅く揚州から戻って参りました。今日?もちろん出勤ですよ
土日を除いて3日も会社を空ければ、仕事が山積み状態になり、
おまけに出張中にお客さんと約束した資料をつくって出さないといけませんからね。

今回は、仁川空港で乗り換えるという、新たな経験をしました。
出国する時にしっかりセキュリティチェックをしているのに、仁川空港では便を乗り換えるだけで
再度、セキュリティチェックを受けなければならず、うっとうしいかったですね。

でも驚きました!仁川空港の広い事広い事!!まるで巨大なショッピングモールです
関空を極東アジアのハブ空港にする計画がありますが、現在、その役割を果たしている
仁川空港を見る限り、関空がハブ空港になるのは絶対無理!規模が違いすぎますよ。


話が少し逸れますが、今日のニュースで、韓流スターをアジアに根付かせる
いわゆる韓国文化の輸出に力をいれるため、政府が資金援助するのだとか。
日本文化!日本文化!といいつつも、全く何もしないどこやらの国と違って
すべてを国家戦略として力をいれる国と10年後20年後の結果が見えています。

さて話を戻して...
今回も、とても勉強になりましたねー。 日本語、英語、中国語が同じテーブルで飛び交い
一つの目標に向かって議論するのですから、まさに私の指向にうってつけでした。
南京では、営業さんがメインでしたが、揚州では私の担当する企業さんですから
私も下手な英語を駆使して、いろいろ説明しなければなりませんでしたし、
お決まりの夕食会では、お客さんと否が応でも話さなければなりません。

そうそう、揚州で3日間宿泊したホテルが、なんと鑑真和上が修行された大明寺のすぐ隣にあり
窓を開ければ、大明寺の中国風の塔が見えて、素晴らしいロケーションでした。
少し時間があったので、大明寺(アップ画像)のそばまで行きましたが、入場料が高いので
中には入りませんでした。45人民元、日本円にすると540円ほどですがね。

南京から揚州に移動する時に、揚子江を渡りましたが広かったです。
揚子江を渡っている間、劉備、孫権、曹操、諸葛孔明なども渡っただろうと考えると
何ともタイムスリップした気分になりましたよ。

南京から揚州まで自動車での移動でしたが、地図ではすぐ近くなのに
実際に行ってみると2時間ほど、中国大陸の大きさを実感しました。
かつて日本軍が中国大陸に進出した理由も少しわかるような気がしましたよ。
狭い島国に住んでいると、広い大陸が魅力的に見えたのは仕方ない事かもしれません。

そして私が訪問させて頂いた中国の企業が、私たちから学ぼうとする姿勢は凄かったですね。
ニュースで見る中国人たちとは全く違い、少しでも疑問があったら質問してくるし
日本の神経質なほどの要求でも、前向きに学び取ろうとする姿勢は
決して私たちから盗もうとする姿勢ではなく、謙虚に学び取ろうとする姿勢でしたよ。
多分、日本の企業で、あれほど前向きにいろいろ質問してくる若者達は皆無でしょう。

私たちは、マスコミのフィルタがかかった中国のニュースしか普段目にできません。
しかし、実際に中国の人たちと一緒に仕事をしてみると、そのエネルギーの強さや
やる気の姿勢には驚かされましたし、政府はどうあれ、
中国の人たちとは今後も一緒に仕事をやっていきたいですね。

今後、政府は知りませんが、中国は伸びて行くでしょう。
いまだ日本人は、中国の人を発展途上国のように思っている人が多いかもしれません、
しかし次のステップにおいては、日本が中国から学ばなければならない日が来るのも
そんなに遠い事ではないように思いますよ。
現状では、日本はもはや枯れていくしかないというのが、実感です。


今日目に付いた記事:
 ・小沢元代表記者会見で読売記者へ激しい抗議
  上杉氏とはあの上杉さんか?! それならまともな抗議でしょう

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 もっと多くの外国人と仕事がしたい