闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

お人よし日本

2011年03月30日 20時38分06秒 | Weblog
天皇陛下は、本当に偉い人ですね。
今日も公務の合間をぬって、被災者のお見舞いに行かれたようです。
地震直後の被災に対してもお言葉を述べられていますし
行く行かないでグズグズしている某総理大臣と違って、人間ができています。

どこかのサイトに書かれていたのですが
「中国やロシアが日本の被災に対して援助物資を提供している反面
尖閣諸島付近に偵察船をだしたり、要人の北方領土訪問をやっているのにもかかわらず
援助物資をもらったら、牙を抜かれたライオンのようにおとなしくしている。
こういう時だからこそ、外交をきっちりやらねばならない」と書いてあった。

まさにその通りですよ! 援助物資をもらうのと、外交問題は別物。
こういう危機的状況だからこそ、逆に外圧に注意しなければなりません。
「敵に塩をおくる」のたとえがあるように、
塩をもらったから仲間!とは行かないのが現実ですよ。
日本は、バカがつくほどのお人よしですね・・・

もし今、朝鮮半島などで有事が発生したら、日本はどうするでしょうね?
自衛隊の大半は被災地にかりだされているし、明らかに手薄。
有事でなくとも、テロを警戒しなければなりません。

私は日米安保などクソ食らえ!と思っていましたが、
中国などが、尖閣諸島あたりで挑発するに留まっているのは
明らかに日米安保のおかげだと思いますね。
日本が混乱していても、安保協定で平和が保たれているというのは
まぎれもない事実だと思いますし、少し考えが変わりましたね。
まぁアメリカ自体も信用できない国ではありますけど。

さて、今日、東電の会長が福島第一原発の1号炉~4号炉までを
廃炉にする決定を行いましたが、5号炉・6号炉は廃炉にしないので
住民たちの怒りが収まらないというニュースが流れました。
今回、たまたま5号炉・6号炉では、運転してなかったから
問題が発生しなかっただけで、もし運転していたら
1号炉~4号炉と同じ事が起こっていたでしょう。
東電は、そのあたりの事情が全く理解できていないようです。

福島第一原発自体、全部閉鎖すべきですよ。
タイから発電装置を借りる事もできるのだし、
それで原発1機くらいの電力を供給できるそうじゃないですか。
5号炉・6号炉を残す必然性がない。
たとえそれらが稼動しても、東日本の電力事情が著しく完全されるわけでもない。
稼動したは良いが最大余震が来て、1号炉~4号炉と同じになったらどうするんだ?

とりあえず、今回の事をきっかけとして
日本の原発行政は、根本的に見直さなければならないでしょう。


今日目に付いた記事:
 ・シリア内閣総辞職、反政府と政府支持の双方がデモ
  リビアばかりに目が行ってしまいがちですが、シリアも民主化の動きですか。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 平時でも弱い日本外交は、こういう時でもやはり弱い