闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

19世紀の極東アジア

2011年03月20日 23時08分53秒 | Weblog
今年も隣家の桜が咲きましたので、写真をアップロードしました。
写真ですが、少しでも春を楽しんで頂ければ幸いです。
そして、早く被災された宮城県を中心に東北にも
いろいろな面で春が来て欲しいと心より願っております。

NHKで放送されている「蒼穹の昴」というドラマ。
最初は「日中共同制作」という事で見ていたのですが、
回を重ねるごとに、「今一内容が面白くないなぁ」と思うようになりました。
それが結局今日まで25回のうち、24回まで見てしまいました。
それでも別段面白かったという感想を持ち合わせておりません・・・

ドラマのストーリーはともかく、私自身、先日瀋陽出張もあったので
17世紀から20世紀、特に19世紀の極東アジアの歴史に興味を持ちましたね。
日本では、江戸幕府の制度疲労が顕著に現れ、やがて大政奉還に至り
清朝では隆盛を極めた乾隆帝の死後衰退が始まり、
李氏朝鮮でも金祖淳の勢道政治で堕落が始まったところへ
欧米列挙のアジア進出と、極東アジアの大きな転換点となる世紀です。

私見ですが、今日の極東アジアの緊張を創り出した原因の一つは
欧米列強の極東アジア進出にあると思っています。
日本にしても、中国にしても、朝鮮にしても
ただ極東アジアの歴史の流れだけに乗っていたとしたら
江戸幕府も清朝も李氏朝鮮も、いずれ内部崩壊する運命にはあったと思いますが
日本が清と戦争する事も無かったかもしれないし
日本が朝鮮半島を併合する事も無かったかもしれません。
まぁ歴史に「もし」や「たら」はありませんけど

話は少し逸れますけど、本当に欧米列強のやりたい放題の政策が
今日の紛争の大半の原因になっている事は間違いありません。
アジア、アフリカ、中東、東アジア、全部被害者ですよ。
そのやりたい放題が形を換え、いまだに続いているのですから
どこかでこの悪循環を断ち切らねばなりません。
それができそうなのは、今のところ中国しかないでしょう。
でも中華思想がある限り、もっと悲惨な結果になるかもしれませんけどね。

日清戦争の発端も、もとはといえば欧米列強の植民地政策に刺激された日本と清が
朝鮮の内乱をきっかけとして行った陣取り合戦でしょう?!
よくもまぁ欧米列強が進出してきて、極東アジアが危ないという時に、
極東アジアの隣人同士で戦争している場合か?と思ってしまいますね。
まぁいつの世でも、政を行う人たちはマヌケが多いですが
当時の両国政府とも、そんな事も理解できないほどバカだったのでしょうか。

まぁ「事実は小説より奇なり」ですから、
私も19世紀に興味を持ったのかもしれませんね。
19世紀については、いろいろ調べてみたいです。


今日目に付いた記事:
 ・人気シロクマのクヌートが死亡=独ベルリン動物園
  えーーーーーっ!! まだ子供じゃなかったのですか?!ショック

今日の気持ちステータス: 喉痛い・・・

今日の一言:
 今日でも極東一丸となって、欧米列強に立ち向かわなければならないのに・・・