闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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オラクルのサン買収劇

2009年04月21日 12時52分24秒 | Weblog
今日は、このブログを提供しているgooのメンテナンスのため、
ずっとサーバーが利用できませんでしたので、今頃ブログを更新しています。

「オラクルのサン買収」といっても、一般の方には全然興味の無い話でしょうけど
コンピュータ業界関連の人間にとっては、ちょっとした衝撃です。
一度は、サンを買収しようとしたIBMやマイクロソフトには
もっと衝撃でしょうし、特にIBMにとっては、トンビに油揚げでしょう

オラクルというのは、元々データベース屋さんで、
データベースシステムを提供している世界で最大手です。
一方、サンは、正式にはサン・マイクロシステムという会社で
元々は、ワークステーション(高性能コンピュータ)を製造販売していました。

私なんかは、サラリーマン時代、ずっとサンのワークステーション(SPARC)で
プログラムの開発をしてきましたから、大変お馴染みのコンピュータです。
また、当時勤めていた会社が処分しようとしたSPARC-STATIONを
もらい受けましたので、今でも自宅にSPARC-STATION-2があります。
また、サンはプログラム開発言語のJAVAを開発し、異なるOSでも
同じプログラムが動くという画期的な事を成し遂げました。

丁度、プログラミング言語であるJAVAが世にでる直前、
確か大変な経営危機に陥って身売りの話が出ていましたが、
JAVAが世に出るや否や、不死鳥の如く復活して今日まで至っています。
ハードウェアであるワークステーションのノウハウやJAVAのノウハウを
保有しているので、IBMもマイクロソフトも喉から手が出そうでした

サンを買収することによりオラクルは、喉から手が出るほど欲しかった
オープンソースであるMYSQLという優れたデータベースのノウハウを手に入れた上
データベースオンリー企業から、総合コンピュータメーカーに飛躍します。
いわば、IBMやマイクロソフトと肩を並べたわけで、
これからのコンピュータ業界の勢力地図が塗り変わりますので
コンピュータ関連の人間にとっては、大変大きな関心事です。

一つ気になるのが、JAVAやMYSQLなどオープンソース化を進めてきたサンだが
それがオラクルに吸収されても、オープン化の路線を進めるかどうかだ。
即ち、オラクルがオープン化企業に生まれ変わるかどうか・・・
今後の、オラクルの動向に注目したいですな。


今日目に付いた記事:
 ・トヨタ、GM 中国に活路 上海モーターショー開幕
  単価は安くても数で勝負できますからな

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 驚き買収劇は小説よりも奇なり