闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

国の家計簿を見てみよう

2007年12月22日 00時48分06秒 | Weblog
21日付けの読売新聞の社説に「08年度予算 やり繰りはもう限界に来た」
という何とも国民を落胆させるようなタイトルが見える。

財務省のホームページに「日本の財政を考える」というページがあって
ここに「国の借金の状況は?」という項目があるのだが、そこには
主要先進国の中で最悪の水準になっている」と書かれている。
そう認識しているのならば、行政側でももっと打つ手があるだろうと思うのだが、
これは国民を脅して、増税する布石としているものかもしれませんね。

大体、国家の財布を握っているのは、旧大蔵省~財務省なんですから
その財布を握っているところが、上のような文を掲げているということは
「今までの政府と旧大蔵省~財務省は、お金を管理する能力がありませんでした」
と言っているようなものだ。

またそのホームページに、他の主要先進国との借金を比較するグラフが
掲載されているのだが、他の国は大体横ばい、日本だけが右肩上がり。
これなどは、自分達の無能さを、さらけ出しているものだ。
よくまぁ恥も外聞もなしに、こんなものを載せられるものだと思います。

このグラフが、もしある企業の収支だったとしたら、
もちろん経営陣は総退陣、下手すりゃ債務超過で倒産だ。

しかし、ここには一つトリックが隠されています
これはあくまで、一般会計についてのグラフ。
国にはこれ以外に特別会計という収支がありますからね。
こんな見せかけのトリックに騙されたらだめです。

国庫だかじゃなく、各地方自治体でも会計内容が
一般会計と特別会計に分けて発表されているので
一度、ご自分の住まいのある自治体の会計を見てみるのも良いでしょう。
特別会計の勘定項目を見てみると、驚くようなものもありますので。

なかなか難しい事かも知れませんが、自分達のお金がどのように使われているのか
政府や行政の言っていることが、本当に正しいのか
またマスコミが伝えている事は本当に正しいのかは
広報などを見て、自分の目で見て判断してください。
それを見たら、今の考えが変わるかもしれませんよ。


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