3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

2018.4.24 バルコニー便り ジャスミンが咲いたよ

2018-04-24 12:11:21 | 日記
3月は期末ということでどたばたしていた。
4月は年度初めで、それなりに忙しくしているが、前年度の忙しさに比べればなんともない感じで、気が抜けて、逆にやる気が出ずに困っている。
体力低下対策としてプールにいったりしているが、効果も大して見込まれず、ただただ怠惰な日々を送っている。

財務事務次官のセクハラは目を覆いたくなる発言の数々で、あんな低俗なやつを事務次官として権限を与えていたかと思うと胸糞わるくなる。やっと辞任、しかしセクハラ行為は認めず、しかも、5300万だかの退職金が支払われるとかで、国民感情を逆なでするものである。
セクハラの代償は大きいのである。
民間企業であれば退職金などはでず、放り出される。そういう時代なので、財務事務次官だからといって甘い対応は許されないのではないだろうか。よりによって財務事務次官が。バカか。
絶対、許せない。世界が笑っている。取り返しがつかない。厳しい対応をするしかないのである。

#Mee Too #with you 運動の台頭を押さえ込もうとする勢力があるように思う。しかし、それは無駄だ。
もう、今までのように抑圧することで事態の収拾をはかる、は通らない世の中になっていることをセクハラ肯定オヤジどもは学ばねばならない。
もう時代が大きくかわったのである。

多くの女性たちが社会で働く時代、女性の尊厳を踏みにじるような発言を官僚トップにする時代は30年前でおわっているのだ。
そんなことをこれまで許してきた女性たちももう、こんな忍従の生活はやめよう。
NO といえば、必ず支持する人たちがいるのだから、がんばろう。

我が家のバルコニーはというと、このところの好天でジャスミンの花が咲いて香っている。
ゼラニウムやミニバラも咲いていて春の庭そのものである。

ダリア、枯れ木になっていたのを切り、放置していたら、芽がでてきた。
このダリアの花が咲くのは11月ごろ、毎年、雨風にやられて11月まで維持し大輪の花を咲かせるのは至難の業なのである。
今年こそ、ダリアの花を咲かせようと意気込んでいるんだがどうたろう。それにしても生命力の強いダリアである。
ぽっきり折れても大丈夫、養生テープでつなげればOK.
だが、花を咲かせるまで時間がかかるので、根気よく世話をしなければならないところが面倒というかしょうがないダリアなのである。

我が家の裏の家にはみごとなジャスミンがあって、裏の玄関を出るたびに胸が苦しくなる。
我が家のジャスミンはまだ、小さく、それほどでもない。行き交う人々が花の香りで胸が苦しくなるようになるには時間がかかるのだろう。

ジャスミンの香りがあまりに強いので、恋をしてしまいそうである。なわけないか。

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ミステリーチャンネル 山崎豊子「不毛地帯」の面白さ

2018-04-22 14:58:43 | TVノート
このところミステリーチャンネルでやっている「不毛地帯」を見ている。
ミステリーチャンネルだから、ポアロやシャーロックホームズが定番なのだが、「不毛地帯」をやっていて、これが面白いのである。
4.22は最終回である。

フジテレビでやっていたときは視聴率が振るわなかったようであるが、私もこのドラマをやっていたことを知らずにいたので、今になってこのドラマの面白さがわかって、よかったと思っている。

主人公の壱岐正はかつて大本営の参謀であった優秀な軍人、その後シベリア抑留11年で艱難辛苦の末帰国して、それから近畿商事の社員になって商社マンとして活躍するという話である。
妻は和久井映見、愛人は小雪で、この小雪の演技が最悪なので、いらないと思うのだが、というかあまりの下手さにこのドラマの低迷は小雪にあるとしか思えないのだが、まあ、それはそれとして、とにかく面白い。

1人の商社マンの16年間の仕事をみると当時の高度成長を支えた男たちと妻たちの実像が見える。
敗戦、シベリア抑留の苦しい体験、その体験が高度成長を果たすことを日本人に熱望させたことがよくわかる。

今の商社マンが何を縁に働いているのか不明だが、当時の人々は、男女性別役割分担をベースにして、とにかく、日本の反映のために働いたことがわかる。
今の商社マンはマネーゲームに狂乱しているだけで、ミッションというのがみえないが、壱岐正世代は確かに日本の経済成長というミッションがあった。それが妥当なものだったかは定かではないが、とにかくあったと思うのである。

最終回までどのような話の展開になるか楽しみである。
もう一度、山崎豊子の原作を読んでみたいと思うのである。実はyou tubeで最終回を見てしまったのだが、何度みても感動する。

それにしても、石油の掘削に情熱をもやす竹之内豊がすごくかっこいい。
竹之内豊ってこんなにかっこよかったのかと思うのである。
不毛地帯をみて、竹之内豊のファンになってしまったのである。
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財務事務次官のセクハラが日本の働く女性たちの実情を暴露した

2018-04-22 13:06:53 | 女性の地位
日本の財務省のトップがこんなセクハラ発言をしていて、恥ずかしい。
しかも、事務次官を擁護する発言もあるようだ。逆に告発した女性記者を非難する発言があることに驚く。
いつまで、こんなことやっているだろう日本は。
G20どころではない。先進国の財務大臣レベルがあつまって、麻生がなにをいってもこれじゃあ相手にされない。あんたの国じゃあ財務省のトップがこんなこといっているんかい?と軽蔑しかないだろう。麻生がセクハラ事務次官を擁護していることもすっかり知れ渡っていて、直接いわないかもしれないが、明らかにバカにしているだろうと思う。恥ずかしい限りである。セクハラがなんであるか、日本の官僚組織、政治組織がわかっていないということが悲惨なのである。
セクハラオヤジが告発されて、いや、そんな気はなかったんだが、いやだっていうなら、取材に来るなとか、そういうトーンでまとめられる日本の受け止め方があるとすればこれは絶望である。

新聞労連の全国女性集会でも話題になった。
次の記事

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セクハラ告発:「勇気ある行動、感謝」女性記者がエール

 日本新聞労働組合連合(新聞労連)の全国女性集会が21日、東京都内で開かれた。財務省のセクハラ発言疑惑を受けて被害の実態や改善策を語り合い、テレビ朝日の女性記者に「勇気ある行動。感謝したい」とのエールが相次いだ。

参加者は「取材先からキスを強要された」など被害を報告。「セクハラは日常的で感覚がまひしていた」「記者として認められなければというプレッシャーがある。セクハラも業務の一環とすら思いこんでいた」と悲痛な思いを語った。

 メディア自身が組織的な対応を怠ってきたことも問題視。多くの女性記者が「我慢し黙認してきたことが最悪の結果を生んだ」と自責の念を口にした。全国紙の記者(45)は「人権侵害だという報道指針や、根絶に向けた業界としての姿勢を示すべきだ」と強調。小林基秀中央執行委員長は「女性記者の生の声に改めてショックを受けた。マスコミも男性中心の組織文化を変えるときだ」と訴えた。【中川聡子】
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日本社会は徹頭徹尾男中心社会で、女性の社会進出はもてはやされたが、その一方で男並身に働くことを強いてきた。
女性たちもセクハラに負けていられないので、スルーしてきたのだろう。しかし、これだけ女性が働く世の中になったのだから、女性自身が不快なことははっきりとNOと言えなければうそだろう。
女性たちはもっと強くならねばならない。NOを言おう。そして、女性が後ろから撃つことはやめよう。男性の思う壺だから。
告発した女性を全面的になにがあっても支持しよう。
私も職場で、男のハラスメント(女も含む)行為は許さないというスタンスを守り続けている。
権力を持つものをチェックする必要がある。
給料が減っても告発する勇気が必要なのである。女性を守る組合が必要なのだろうなあ。


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日本の政治家も官僚もセクハラがまったくわかっていないことが明らかとなる

2018-04-20 15:38:00 | 女性の地位
福田の人権は守られないのか、などと麻生が寝ぼけたことをいったそうだが、バカかと思う。

セクハラというのは、それをされていやだと思った人が訴えるところから始まり、徹頭徹尾、被害者を保護するものである。
加害者が事務官であろうと総理大臣であろうと、擁護されることはないのである。

それが一般社会の常識である。

それはおかしいともし思うのなら、それは明らかに間違っている。

日本を代表する企業、世界に通用するような企業であれば当然、セクハラなどは絶対にあってはならないので、もし、そのようなことがあれば、厳格に対処し、加害者は処分される。
もちろん、冤罪もあるから、調査には慎重を期すが、第三者的な機関がかかわって、被害者が二次的な被害にあわないように細心の注意を払うことになっている。
名乗り出ろとか財務省の顧問弁護士に相談に来いとか、ありえない対応である。
どこまで、えらそうにしているのか財務省。
これは、時代錯誤のコンコンチキ野郎のオヤジ感覚である。

森友とか加計学園とか日報とかいろいろあるが、その根本にこういうセクハラオヤジの感覚があることが問題なのではないだろうか。
東大法学部でているんだから、なにやっても許される、女はすべて俺になびく、とでも思っているのだろうか。
バカか。

こういう勘違い官僚に鉄槌を食らわし、社会の表舞台には二度と立てないようにするしかない。
そのための#me too 運動なのである。

遅まきながら日本にも#me too が上陸して席巻するようになるとかなり世の中変わると思う。
均等法が制定されても実体化していないわが国の女性を取り巻く実情を考えると、相撲の土俵の問題も含め、この際きちんと仕切りなおしをすべきだろう。
法律はあるが実生活においてうやむやになっているのなら、それを許さない文化を作る必要があるだろう。
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セクハラ告発運動「#MeToo(私も)」の時代に恥ずかしい財務事務次官

2018-04-17 11:14:53 | 女性の地位
恥ずかしい日本の官僚文化である。
財務事務次官が女性記者にセクハラをしているところを録音され、週刊誌に暴露された。
これは正真正銘のセクハラ告発運動「#MeToo(私も)」であると思う。
アメリカでは、著名人が次々とこの運動で名声を失っている。
女たちはもう我慢しないのであり、逆襲にでたのである。

しかし、だれもが絶体絶命の事務次官とおもったのだが、財務事務次官はこの音源を認めず、財務省ぐるみで事務次官をまもり、そんなことはしていないとシラを切るという攻勢にでた。バカなのか。
これが日本の行政の中枢の文化なら、男女共同参画社会なんてうそだ。
これが、日本の女性の地位を114位に落としている核である。

官庁はみなこうなのか?
大企業はさすがにこんなことをやればすぐにくびだが、霞ヶ関はゆるしちゃうのか?

こうなったらセクハラ告発運動「#MeToo(私も)」開始である。
日本の女性たちよ、目覚めよ。

セクハラ告発運動「#MeToo(私も)」で、正しい政治を取り戻そうではないか。

アメリカでは、セクハラ告発運動「#MeToo(私も)」にピュリツァー賞が与えられたそうだ。
かっこいいよね。
日本はあんな気持ちの悪いこという人を行政のトップにいただいてありがたがっていて、しかも2000万をゆうにこえる給料をはらっているとのことで、もう許せない。絶対に辞職させてやる。辞職するまで粘り強くさらに追い込むべくとことん、女性記者を応援するものである。
ピュリツァー賞についての記事は次のとおり。日本もまさに文化的転換が必要なんだ。

それにしても、「宅の主人、財務省の事務次官ですのよ」と自慢していた妻も形無しだろう。
自慢していたかどうかわからないけれど。
妻や子はどう思っているのだろうか。あの夫、父なら言いかねないと思っているのだろうか。

あきれて、これが財務省トップの日常化と思うと反吐がでる。
バーに行って「言葉遊び」をしていたといって逃げようとしているようだが、逃げられるもんかと思う。

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【AFP=時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)と米誌ニューヨーカー(New Yorker)は16日、セクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)問題に関して文化的転換をもたらすことになった一連の衝撃的な報道で、米新聞界最高の栄誉とされる「ピュリツァー賞(Pulitzer Prize)」を受賞した。

 同賞はニューヨーク・タイムズ紙ではジョディ・カンター(Jodi Kantor)記者とミーガン・トゥーイー(Megan Twohey)記者が率いる取材チームに、ニューヨーカー誌では取材記事を寄稿したローナン・ファロー(Ronan Farrow)氏にそれぞれ贈られた。これらの報道をきっかけにハリウッド(Hollywood)の大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)氏は失脚し、他の権力を握る男性らに対する告発も殺到した。

 昨年10月、ニューヨーク・タイムズ紙とニューヨーカー誌で告発記事が発表されて以来、100人以上の女性がワインスタイン氏からセクハラや性的暴行を受けたことを公に告発。セクハラ告発運動「#MeToo(私も)」が巻き起こり、影響力のある数々の男性が職や名声を失った。



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