3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

日本の政治家も官僚もセクハラがまったくわかっていないことが明らかとなる

2018-04-20 15:38:00 | 女性の地位
福田の人権は守られないのか、などと麻生が寝ぼけたことをいったそうだが、バカかと思う。

セクハラというのは、それをされていやだと思った人が訴えるところから始まり、徹頭徹尾、被害者を保護するものである。
加害者が事務官であろうと総理大臣であろうと、擁護されることはないのである。

それが一般社会の常識である。

それはおかしいともし思うのなら、それは明らかに間違っている。

日本を代表する企業、世界に通用するような企業であれば当然、セクハラなどは絶対にあってはならないので、もし、そのようなことがあれば、厳格に対処し、加害者は処分される。
もちろん、冤罪もあるから、調査には慎重を期すが、第三者的な機関がかかわって、被害者が二次的な被害にあわないように細心の注意を払うことになっている。
名乗り出ろとか財務省の顧問弁護士に相談に来いとか、ありえない対応である。
どこまで、えらそうにしているのか財務省。
これは、時代錯誤のコンコンチキ野郎のオヤジ感覚である。

森友とか加計学園とか日報とかいろいろあるが、その根本にこういうセクハラオヤジの感覚があることが問題なのではないだろうか。
東大法学部でているんだから、なにやっても許される、女はすべて俺になびく、とでも思っているのだろうか。
バカか。

こういう勘違い官僚に鉄槌を食らわし、社会の表舞台には二度と立てないようにするしかない。
そのための#me too 運動なのである。

遅まきながら日本にも#me too が上陸して席巻するようになるとかなり世の中変わると思う。
均等法が制定されても実体化していないわが国の女性を取り巻く実情を考えると、相撲の土俵の問題も含め、この際きちんと仕切りなおしをすべきだろう。
法律はあるが実生活においてうやむやになっているのなら、それを許さない文化を作る必要があるだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする