3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

もう一つのヘイジュード:プラハの春、ソ連によるチェコ弾圧、抵抗の歌として

2012-08-01 08:00:10 | 現代社会論
昨日の本ブログの最後にふれた「もう一つのヘイジュード-プラハの春におけるソ連によるチェコ弾圧、抵抗の歌として」

ウイキによれば、1989年のチェコスロヴァキアのビロード革命のおり、1960年代のチェコを代表する歌手の一人、マルタ・クビショヴァー(Marta KUBIŠOVÁ)による、チェコ語でのカバー(チェコ語作詞:ズデニェック・リティーシュ(Zdeněk RYTÍŘ))が、民主化運動を行う民衆を励ます曲として、「マルタへの祈り(Modlitba pro Martu)」と共に民衆によって歌われた。クビショヴァーによる「ヘイ・ジュード」は、1968年にチェコにソヴィエト軍が侵攻し、いわゆる「プラハの春」を弾圧した事件に抵抗するために「マルタへの祈り」等と共にレコーディングされていた。

ここまで含めて開会式のエンディングがヘイジュードだったというならそれはすごいと思うのだ。
深読みかもしれないけれど、壁の崩壊、東欧の民主化、今、弾圧に苦しんでいる国や地域へのメッセージだとしたらこれほど粋な演出はないと思う。

それにしても、いい歌ですね。
ヘイジュードは。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ロンドン五輪開会式の波及効果 | トップ | 原発のリスクをどこまでみる... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

現代社会論」カテゴリの最新記事