3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

生活保護受給世帯数が208万7092人で過去最多を更新

2012-03-05 06:52:49 | 現代社会論


生活保護受給者数が過去最多となった。


「厚生労働省は1日、昨年12月に全国で生活保護を受けた人が過去最多の208万7092人になったとする集計結果を発表した。受給世帯数も最多の151万3446世帯に上った。
受給者数は昨年7月、それまで過去最多だった1951年度を上回り、それ以降6カ月連続で最多を更新した。金額でも2011年度は約3兆4000億円を上回る見込みで、国の予算を圧迫している。
最大野党の自民党は2月24日、同党の12年度予算要求で、最後の安全網にしての機能は確保しつつも、「手当てより仕事」を基本に政策転換を訴えた。
就労の一層の促進、現金給付から現物給付(住宅確保、食料回数券の活用)への移行、医療扶助の適正化などで、国費ベースで8000億円を減額することを求めた。
経済低迷や雇用情勢の厳しさなどから、今後も生活保護の増加傾向が続く可能性が高い。巨額の予算措置への対応など、政治的に大きな問題として今後も扱われそう」


負の連鎖がはじまっているのだ。
住宅と食料、医療・介護の現物支給に転換すべき時なのかもしれないと思う。
現金給付してもそれが必ず必要な食料に回されるかどうか怪しい。

食料回数券ではなく、食料の現物支給、たとえば、近くの福祉施設等から配達をする。配達は豊かな年金をもらっている高齢者などのボランティアにお願いしよう。
医療・介護、住宅も現物支給だ。とにかく、人を介した制度に転換するとかなりの経費削減にもつながるはずなのだ。

お金をやっておしまい。あとは野垂れ死にしても知らんぷり。
それより、住宅を確保し医療と介護を貼り付け、食料の配達をすればかなり現状は回復し、立ち直ることも可能になると思う。

とにかく、餓死や孤独死をさけなければならない。人としての最低生活というより、こうなったら生存のための生活保護になっていくのだろう。
憲法25条は絵に書いたもちになっているのだ。






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