3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

安倍は安保関連法への批判を国立競技場の問題へとすり替えるな!

2015-07-18 10:29:30 | 現代社会論
違憲の安保関連法、強行採決の愚行に対し、国民的批判がますます高まっている。
そのような国民の批判のエネルギーを別の問題に向けさせようとするように、国立競技場を白紙に戻すとのこと。

今、国民は強行採決の愚行に怒っているのである。

この調子でいくと、オリンピックより安保、オリンピックよりやることがあるだろうという世論が高まる可能性もある。
違憲の法律を強行し、何千億という金(借金地獄のギリシャになってしまうよ)を注ぎ、オリンピックで経済を回そうとしているのか。オリンピックが来る前に財政破綻してしまう。
この下品なやり方は我慢できない。

これまで、戦後、日本人は政府のやることをそれなりに信頼し、日本列島改造論による乱開発さえも支持してきた。
フクシマの事故が起きる前は、チェルノブイリがあっても日本の原子力政策をそれなりに支持してきた。

それは、基本に平和憲法というものを軸にした政策だったからではないだろうか。
自衛隊のとらえ方にしても、さまざまだが、震災などの天災地変や原発事故などに対応する頼れる存在として、特に3.11以降は支持してきた。

しかしだ。

安保関連法は違憲であり、我々の戦後日本の精神的支柱である憲法をないがしろにするものである。

天災地変の際のもっとも頼れる存在である自衛隊員を戦場へと導き、戦死させるかもしれないとなるとことは重大である。反対せざるを得ない。

それこそが戦後70年、我々の身体に染みついた文化なのである。

戦後の平和憲法堅持という文化を崩壊させる安保関連法とはなんだ。

国立競技場より安保の問題を今は議論すべきである。

安っぽい安倍の語り口がますますいやになる。

国民が離れて行っている。
国民が離れれば、議員は議員でいられなくなる。

自民党はどぶ板で選挙をやってきているんだろう?
だったら、国民の声に耳を傾けるべきだろう。地方の人々、高齢者、みな、戦争関連法には反対だろうよ。

とにかく、アホな安保関連法をなんとかしなければならない。
今が正念場である。

隣国と仲良くやるためには強硬な政策だけではだめなのである。
頭を使えよ!安倍。

世界の軸は変わっているのである。
日本の地理的な状況をみれば、強硬的な外交政策という単細胞のものではもう通用しなくなっているのである。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 宮本亜門の魔笛(二期会) | トップ | アベ政治を許さない!に賛同する »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

現代社会論」カテゴリの最新記事