3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

森友学園、国有地法外価格での払い下げ問題を追及せよ

2017-02-25 17:03:34 | 現代社会論
トランプ政権がCNNなど、トランプに批判的なメディアを記者会見からシャットアウトしたという。
こんなことがまかり通るアメリカってどうなのか。終わっているよね。
でも、日本だって、トランプ政権ほどあからさまではないが、メディアのコントロールはかなりされていると思う。
NHK、読売、フジ産経、日経など、とりあげる記事や報道の仕方など、朝日や毎日と比べるとかなり抑えられていると思う。その朝日毎日もコントロールされているとは思うが。

あまり深く考える習慣がない読者はこういったいわゆる大本営発表を鵜呑みにして、こうして体制維持的な雰囲気が作り出され、そして民主主義は形骸化していく。
これはやばいのである。

森友学園の話、大きなメディアはもう取り上げなくなっている。
圧力がかかっているのだろうか?それとも自主規制か、スポンサーからの圧力か?

議員の追及も甘い。質問はしても、型通りの答弁にさらに畳みかけるような質問をして食い下がるということをしない。もどかしい。
あたしだったら、いい加減な答弁に対し、証拠を示せと食い下がるだろうに。

メディアの話に戻るが、とにかく、こんな巧妙に仕組まれたメディア規制をやっていると、本当に戦前期のあの時代と同じになっていく。
その危険をメディア関係者はどれだけ感じているのだろうか。

マスコミは襟を正し、とことん、森友学園と安倍の関係を追及すべきである。でなければ日本のマスコミは死んだといわざるを得ない。
北朝鮮や中国を笑えない。
巧妙に仕組まれた言論統制に我々は気づかなければならないのではないか。

日本の知識人たちはなにをしているのか。

大学人も馬鹿な業績づくりだけの研究などやめて、PCにしがみつく生活をチェンジし、国会議事堂へ目を向けるべきではないだろうか。

これは日本の危機だけでなく、アメリカ、イギリスも含め、世界の危機であり、世界のメディアの本当の力量が問われているのであるから、もっと頑張るべきなのである。
大本営発表を疑う、常に批判的に見て問題を衝いていく、本来それがメディアの役割であろうに。
情けないったらありゃしない。

こんなにぼーっとしていると、あっという間に大変な事態になり、取り返しのつかないことになる。本当に危機的状態であることを我々はもっと知らなければならないのではないだろうか。

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2017年2月末のバルコニー便り メジロがやってきて甘い汁を吸っている

2017-02-25 16:38:52 | 日記
2月も末となり、日に日に陽ざしは暖かくなっている。風が強く寒い日もあるが、バルコニーに入る日の光の量が格段に増え、一歩ずつ春は確実に近づいているのだ。

おなじみさんの小さなメジロ、人影を察知してすぐ逃げていたが、最近は、この家の人は危害を与えないようだと少し気を許して、私がいてもかまわず、椿の蜜を吸い続けるようになった。
そして、火鉢の池の水を飲み、再び飛び立っていく。

ヒヨドリ、よく来る2羽のうち、小さいほうが勇気があるらしく、私がいてもだんだん慣れてきた。
一度、大きい奴と一緒に椿の蜜を吸いに来たが、大きい奴のほうが怖がりで、すぐ逃げていったのに、小さいほうは、大丈夫だよ、といわんばかりに、平気の平左で蜜を吸っている。

メジロは本当に小さい鳥である。手の平サイズ。
小さいのに丸々と太っていて、かわいい。

梅の花が満開になりつつある。
梅っていうのも、なかなか美しい花である。
2月の最初ごろはつぼみがびっしりあるがいかにも堅そうだったので、いつ咲くのかと思っていたのだが、この1週間あたりで次々と咲いている。水をやると花びらが水をはじいて、朝の光に照らされて、それが何とも言えず美しい。
近づいてみると花の香がほんのりとする。子規がこの梅の花を愛した句を作っていたなあと思い出す。

遠くのお寺の桃(たぶん)が満開で、そこだけ、ピンク色に浮き上がって見えるがそれも風情のあるものである。

2月は28日までしかないので、もうすぐ3月。
別れの季節がやってくる。
今年はいつもより定年退職の人が多い。
お世話になった方々を送るのは寂しいものである。

バルコニーの明るい春の日差しも別れの季節となるとなんとはなしに物悲しく思えてくる。





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