3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

今、アメリカが熱い  反トランプでまとまるか左翼

2017-02-09 18:10:32 | 現代社会論
今、アメリカが熱い。
トランプがあまりに悪役に徹しているので、反トランプで左翼がまとまって闘うぞーって感じで、のりのりである。

ほんの一握りの富豪に金が集まり、あとは、貧しい。
医療さえ受けられない。
にもかかわらず、博打みたいにトランプに投票したアメリカの貧乏な人々。

左翼もそんな人々の心をつかむことができず、トランプにやられてしまった。

しかし、ここにきて、左翼が元気だ。
教育省の指名に対して、鋭い質問をしているサンダース。
冗長な答弁を遮るように、質問にこたえてください、って詰め寄る。
私の質問に答えてないじゃないか!って毒づくところなんて、日本の代議士も見習ったほうが良い。追及っていうのはああやるんだよね。
さらに、オーレン議員、ハーバードのロースクールの教授、KKKの疑いのあるMr. Sessionsにむかって、キング牧師の妻の書簡を読み上げようとして議長に制止された。
ということで物議。
で、くじけずyou tube で続きを読んでいる。

そうだよ。こういう運動はくじけてはいけない。
エビデンスをだして、追及し追求しまくり相手をコテンコテンにするまでやれば、必ず勝利する。

こういう粘り強さが大切である。
オーレンに思わず拍手、で、10USドルくらいカンパしたくなった。

金儲けの不動産やのおやじトランプ、だんだん旗色が悪くなってきた。
妻も娘も強欲だよね。金儲けしか頭にないんだろうか。病気の子供とか移民の子供たちの支援とかかんがえないんだろうか。

いつまでもつのかトランプ政権。出だしからして無理って感じがしてきた。

日本もあせらず、よく見たほうが良い。次の一手は大変重要だ。難しい。今までのやり方でゴルフしてロンヤスみたいな関係を築こうなんて思っているととんでもないことになるかもと思う。
トランプと親密であることのメッセージを世界に発信するなら、それだけの覚悟が必要である。内閣ではなく、我々国民がである。それでよいのか、今一度考える必要があるんじゃないか。

とりあえず、トランプ就任で暗い気持になり、どん底のアメリカだったが、少し小さな希望が見えてきた。がんばれアメリカ。移民排斥主義や女性蔑視のトランプ政権に闘いを挑むアメリカ、そういうアメリカの姿こそアメリカを世界から尊敬される国にするってこと。

ただ、気がかりなのは、ヨーロッパの右翼の台頭を抑えなければならないがうまくいっていないということである。
特にフランス。それが悩みの種である。

シリアやアフリカから、内戦のために逃げてきた人々を助けてやらなければならない。
現実をみれば、逃げてくるのが当たり前、そんな人たちを温かく受け入れてあげるのが人の道だろうに。

虐殺が行われている。そこから逃げてきた人を足蹴にするような入国禁止の大統領令やイギリスの移民お断りのためのEU離脱っていうのはどうしても受け入れがたいんだが。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする