3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

国民年金保険料は専業主婦こそ払うべきである

2016-10-02 16:32:43 | 女性の地位
厚生労働省は2017年度から、国民年金保険料を支払う能力がある滞納者に対し、督促状の送付や財産を差し押さえる「強制徴収」を2段階で強化する方針を固めたとのこと。

所得300万円以上を対象とすることが柱で、強制徴収の対象者は現在の27万人から、17年度は36万人に増える見通しだそうだ。

 保険料の徴収業務を担う日本年金機構は滞納者に対して、文書や電話、戸別訪問などを通じて、支払いを求めている。現在はこのうち、「所得350万円以上、滞納期間7か月以上」に当てはまる滞納者を強制徴収の対象としている。

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これは歓迎である。
と同時に、夫の収入に依存していながら、一銭も払っていない、専業主婦の優遇もやめてほしい。
専業主婦は一銭も国民年金保険料を払っていないくせに、満額の国民年金が支給されることになっている。これはどうみても働く女性たちを馬鹿にしている制度である。
いわゆる第三号被保険者と言われる人々にもこの際国民年金保険料をきちんと払ってもらったらどうだろう。
このままじゃ働く女性はやる気を失う。夫に依存する生活のほうがいいと思ってしまう。

専業主婦の彼女らは、一銭もはらっていないんだよ。ということを誰も指摘しないんだが、おかしすぎる。

母子家庭の母、自営業のおかあさんたち、みんな自腹を切っているのに、サラリーマンの妻だけが保険料一銭も払わずに、夫の保険の傘下にはいって、満額の国民年金を受給されるなんておいしすぎるんじゃないだろうか。

夫が2人分払っているならいざ知らず、夫は一人分で夫の厚生年金の加入者がみんなでこの専業主婦の保険料を肩代わりしているという意味不明なひどい不平等のしくみをやめるべきである。

怒りをもって訴えたい。日本の女性の地位は世界の先進国途上国問わず、下位なのである。これだから下位になるのである。
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