3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

ドイツリートを楽しむ- 高齢期こそドイツリートを歌うにふさわしい

2012-02-22 09:35:25 | 音楽ノート
趣味で歌っている人のコンサートを聞いた。
みなさん、日頃、研鑽を積んでいるらしく、とてもレベルの高いパフォーマンスだった。
プログラムをみてイタリア系の歌曲、アリアがずらっとならんでいるのにはびっくりだ。
それなりの年齢を重ねている方々なので、当然、ドイツリートが並ぶと思っていたので意外、ちょっとがっかりだった。

ウーム、ドイツ歌曲はマイナーになっているのだ。年を重ねれば重ねるほど味がでてよいのにねえ。なんでイタリアものばかり、うたうのだろう。メロデイは美しいが、歌詞がねえ、いまひとつピンと来ない。

ただの自己満足か?自己顕示欲か?

ドイツ歌曲を理解して歌うのには、ベースが必要だから、そう簡単に一朝一夕にうたえるものではないことはわかる。
それにしても、ドイツ歌曲の衰退を心底憂うる。

嘆くその私はすでにマイナーなドイツ歌曲の歌い手。
コメント
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