『僕らの音楽 羽ばたく君へ』
4/1 フジテレビ入社式にて 「僕らの音楽 2015~羽ばたく君へ~」スペシャルライブが行われました。
今回はライブ部分ではなく・・
アーティストの皆さんのが新社会人の方々へ贈った言葉たちから抜粋しました。
― 新社会人だけでなく すべての人のために ―
新入社員の皆さんに事前にもらっていた質問に答える形式。
質問
『社会人になってこの業界でやっていけると自信を持てたのはいつごろからでしょうか? 自信を持てるようになったきっかけを教えて下さい。』
さだ 「正直言うといつでも不安なんですよ今でも。ステージに上がる時は常に緊張してるし。やっぱり不安ですけどね。しくじった時に“おいしい”と思った瞬間があったんですよ。 それからちょっと楽になったかな。 それでミスがOKというわけじゃないけど2度としなければいいわけだから。 そうやって考えたらちょっと楽になりましたね。」
さだ 「今でもだから「これで食っていける」って自信は無いままですよね?谷村さん、どうですか?」
谷村 「ないよ」
さだ 「僕ら無いよね? 自転車操業ですから。 漕いでないと倒れますから。」
― (草なぎ)北川さんにもお話し伺いたいですね
北川 「「栄光の架橋」という曲を作る時にオリンピックというちょっと大きなテーマだったんですけど。 頂いたそのテーマの中で頑張って作ってみようと思って。 でもホントに2~3ヶ月、曲が出来なかったんですけど、その曲が出来てそこから多くの人に伝わっていくのを見た時に・・」
「必ずしも自分のやりたい事だけをやるのではなく、与えられたことを精一杯応えて、そこで感じるよろこびみたいなものがあったので。 それってひとつプロとしての仕事なのかなと思ってます。」
質問
『初めてのお給料は何に使いましたか? 両親や家族など大切な人にはどんな贈り物をしましたか?』
谷村 「初めてお給料のようなものを手にしたのは、スタートして3年後ぐらいで・・二ヶ月で3万円ぐらいだった」
谷村 「それで住めなかったですね。友達の家を転々と面倒見てもらってたんで。最初二ヶ月で3万円もらった時は友達たちにお世話になっていたんでご馳走して、それでもう全部終わり。 でも「辛そう」ってみんな思うかもしれないけど、本当に自分の好きな事をやってたからそれはけして辛くなくて、すごくいい思い出になってる。」
― (草なぎ)じゃあ、E-girlsのAmiちゃん。 ー
ここで、Amiちゃんが「参考にはならないと思うけど」と前置きして、「定期券を買いました」と。
それまでまとまったお金を払う定期券が買えず、お給料が出て自分用にお稽古場までの定期券を買った、と可愛い話。
中居 「自分へのプレゼントだったんですね。」
Ami 「はい~」
― (加藤アナ)ちなみに木村さんは初めてのお給料で何かされました? ー
木村 「“お給料”っていう感覚じゃないですからね・・自分たちも。うん・・でも、なんか買った、といったら周りよりやっぱり自分は自分のものでしたね。」
それを聞いていた、さださん「まずは自分のものでいいんじゃないですか。 出来るだけくだらない事に使った方が・・反省材料になる」と。
そして、レーシングカーのセットをまとめ買いして・・半日で飽きたと明かすさださん。反省したりしながら・・そのうち自然に「親に・・」という気持ちになる、と。
質問
『23歳の頃の自分にアドバイスするとしたらどんなアドバイスをしますか?』
さだ 「僕、23はもうグレープで歌ってましたね。 「無縁坂」という曲がヒットしたのが23歳だったですね。ですからあの時の自分に何か言ってもたぶん聞いてないと思うんで今さら言うことはないですけど。」
「ただ、やっぱり健康に気を付けるってことからスタートした方がいいと。 元気でいればたいがいのこと乗り越えられるんですよ。借金でも。」
一同、笑い。
「23歳の僕に「借金はするな」と言いたいですね」 と言う、さださんの後ろの中居君とっても楽しそうにお話を聞いてました。
ー (草なぎ)香取くんはいかがですか? ー
慎吾 「ちょうど僕、そのぐらいの年の頃、慎吾ママだったんです。」
おぉー と新人の皆さんから声が。そうか、15年前・・・チビっ子だった世代だな。
慎吾 「あれ?俺なんでストッキングをはいてるんだろ・・。“おっはー”とか言いながら、1人で待ってる待ち時間・・スカートで俺の人生どうなってしまうのか?・・ だけど、その時の事がすごく役立ってますし、子供たちといっぱい接したりすることも出来て、いまだにそういうお仕事もあるし・・」
「それこそいまだにコントでストッキングはくし。 もぉ すげぇ速さですから。 シャシャシャ・・くるくるっていきますから。」
「色々とあの時に勉強できた事がいまだに役立ってるから。 そのままで良いんだ!突き進め!と言いたいです。」
質問
『みなさんの座右の銘を教えて下さい』
北川 「忌野清志郎さんが僕は大好きで。 公私ともに可愛がってもらったんですけど。 その清志郎さんから言われた言葉で」「 北川君、「夢を持つにはガッツがいるんだよ」って言われたんですよね。」
北川 「僕は学生時代とか夢とか持てなくて、夢を持ってるヤツが羨ましいなっていつも思ってたんですけど、あ、自分はそうか「夢を持ってなかったんじゃなくて 夢を持とうとするガッツがなかったんだな」ってその言葉で気が付いて。 ゆずとして活動するにもガッツを持ってやるんだ、と思うようになりました。」
ー (草なぎ)中居君は何かありますか? ー
中居 「王さん、野球の。世界の王さんがその当時4番バッターの小久保選手がいたんですけど。小久保選手が王監督に『こんなに頑張ってるのに結果が出ない、ヒットが打てない、ホームランが打てない』。 そしたら王さんが『ていうことは、まだお前は頑張ってないんじゃないか』って言うコメントを小久保選手に。」
「こんなに頑張ってる!・・お前にとっては頑張ってるかもしれないけど、結局結果が出ないんだったら、もっと頑張れ!って言われてるんじゃないのか。・・っていうのを聞いた時に・・」
「あ!「頑張るっていうのは自分で決めてはいけないのかな」とか・・そういうのをちょっと教えてもらったかな。」
谷村 「みんな色んな分岐点に立つんですよ。 こっちへ行くかこっちへ行くか選ばなくちゃいけない。そういう時必ず来る。その時、僕は必ず辛い方を自分で選んでた。」
「だから凄くいい出会いを体験できて、今の年齢になってもお付き合い出来る人がいっぱい居る。迷ったら、けして楽な方を選ばない方が。辛い方に行った方がきっと素敵なことが待ってる、と僕は思います。」
ここで、加藤アナがつよポンに
(加藤アナ)「草なぎさんはどうですか?座右の銘とか」
すると、つよポン「無いですよ、僕・・・」 加藤さんビックリ(笑)
中居 「無いの?」
剛 「無いですよ~僕・・」
中居 「用意しとけよ」
剛 「みなさん、ホントに素晴らしい・・」と顔が赤くなるつよぽん
中居 「座右の銘じゃなくても心掛けてることでもいいんじゃないの?大事にしてること・・」
剛 「わかりました!ひとつありました!」
慎吾 「出た!」
「人はいつからでも生まれ変わる」(byつよポン)
剛 「失敗してもいいんです。 またその1秒後には・・絶対に負けなければ、何度でもやり直せる。 僕の中にある座右の銘です。」
みんな大拍手~。
質問
『どうしても苦手な上司がいた場合、どうしたらいいでしょうか? ちなみに皆さんは居ましたか?』
慎吾 「心配が早いですね」 (笑)
E-girlsの皆さんのコメントの後・・加藤アナが「ジャニーズの皆さんもそういうの(上下関係)厳しいんじゃないですか?」と。
木村 「昔はそう・・あったかもしれないですけど。 たぶん、ウチらで止まったんじゃないですか。・・たぶん・・」
おっと、たっくん!
ズバッ と切れ味よろしい。 みんなが「あぁ~・・・」となってると
慎吾 「SMAP内だと、僕が一番下なんでぇ・・」
「入り時間とかも一番早いですし。入って、こう待ってる。」 とサッと直立(笑)
「おはようございますっ!!」 ペコリっ
中居 「いっちばん遅いんですよ。」
さすが慎吾! さすがサタスマ~(^m^)うふ。
ー (草なぎ)中居君は何かありますか? ー
中居 「僕なんかは「ビストロSMAP」とか・・「スマスマ」もそうだし、色んな番組でいろ~んなお客さんが来て、携わる人数ね・・皆さんより多分、尋常じゃないぐらいの人数の人と接することあるんですけど。」
「やっぱり苦手な人とか、“ちょっとこの人いいな”とか出てくる、それは。人間だから、相性もあるだろうし。でもね、僕はこれ心がけてることなんですけど。 好きな人を作ってしまうと苦手な人ができてしまいますね。」
「だから、この人得意だな、この人得意だな・・ってゲストの人が来ました「この人やりやすいな~」ってやってると違う人が来た時に「あっ!この人苦手だ」って感じてしまうんで。 常に僕はフラットで 好きな人もつくらないようにしてますね。」
「相性が合うな~・・って人をつくらないように気を付けてたら、いつの間にか嫌いな人がいなくなりました。」(by中居君)
質問
『社会人になると頑張っても思うような評価を得られないこともあると思います。その時どうしたらいいですか?』
吾郎 「人の評価を変えるには やっぱり自分が変わらなければいけないし。」
「自分の信念を持って、自分との約束だけはちゃんとしっかり守ってやっていけば」
「いつか周りは認めてくれると思います」
さださんは、“早咲き、遅咲き”と人によってあるから周囲はあまり気にしない方がいい、と。
木村 「自分の評価・・っていうことより、自分が携わる現場のことを考えた方が僕はいいと思うし。」
「自分の評価っていうものを探すと、多分いいパフォーマンスできないと思います。」
「今の〇〇さんの全力を自分が参加した携わった現場で出せば僕は間違ってないと思います。」
ー (加藤アナ)中居さんはどのようにして・・評価されないなと悩んだ時は・・ ー
中居 「個人的なことですけど、「評価と見返りと手柄」っていうのは求めて仕事してないですね。」
中居 「どうしても下心が出てしまうんで、そうするとその取り組み方がちょっと歪んでしまいますんで。歪んでしまったら見てくれてる人の気持ちも目もちょっと歪んだ目で見て・・・っていうのはあるかな。 経験上。」
うん。
中居語録、出た~ という感じですね
この質問をした新人さん(男子)は・・・なんとSMAPファンだそうで。サンプルからライブに毎回参加・・・いつもは3階席とかで米粒スマがこんな近くで「倒れそう」だと。
すると・・・シンゴローが・・・(ぐいぐい、慎吾に促され吾郎ちゃんが(笑)
スマファン社員をむぎゅ~~~
「ありがとうございます!」 拍手が巻き起こっておりました~(^m^)
最後に谷村さんからメッセージ。
「「辛い」っていう字って 実は1本足すと「幸せ」っていう字になるんです」
「だからそのことだけは忘れないで。 辛い時があったら・・「あ、幸せの一歩手前だな」と思えばガッツ出せると思うし。」
「あとは・・」
「体が冷えてきたら もも引きははいた方がいい」(by谷村さん)
木村くんが思わず、谷村さんのももをパシっと(笑)
加藤アナ 「なぜ突然「もも引き」・・・?」
谷村 「健康にいい、という理由で・・・」
吾郎ちゃんがばらす。「さきほど皆さんがいらっしゃる前、僕らこのスタジオで待っていた時に・・ずーっともも引きの話を・・さださんと谷村さんがしてて、木村くんが(2人に)挟まれてる・・」
さだ 「でもちょっと木村くんも もも引きに心が動きました」
木村 「動いてないですよ!」 たっくん、いい笑顔~
ー (加藤アナ)SMAPを代表して木村さん。 ー
木村 「志高くやってほしいなと思います。」
「それで辛くて泣いたりすることはあるかもしれないけど。そういう気持ちっていうのは崖っぷちから這い上がるためのいい伴侶だと思ってるので。」
「そういう事があっても、自分たちが一応先輩なのでバリバリ甘えて下さい。 なんでも言って来て欲しいと思います。」
ぉおお・・・そうね、そうね。
木村くんには直接言えないけど(笑)
先輩だけでなく・・・自分以外の周りの人も頼りにしつつ・・1人じゃないよ・・って。
「世界にひとつだけの花」。 SMAP以外の皆さんのそれぞれの個性が光る歌い方はまさに
「どれもみんなきれいだね」
「一人一人違う種を持つ」
「その花を咲かせることだけに一生懸命になればいい」
新入社員だけでなく・・すべての人への・・・メッセージ。
生バンドと
アーティストのみなさんのLIVE。
「僕らの音楽」のあのテーマ曲が流れ、つよポンのあのナレーション。
心が落ちつき、癒されます。
ぜひまたまた復活してほしいな・・。
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