教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

森のおとしもの

2009年10月31日 | 生き物
活動する虫類が少なくなる秋の森。
楽しみに探しているものがあります。
 


森の彩りにも目がうばわれますが
見つけて嬉しいもののひとつが



蛾の繭です。
数多くいる蛾のなかで、私のお気に入りは
迫力あるヤママユガ科の蛾たち。
家で繭をつくっているオオミズアオ、昨年出会ったウスタビガ、
そしてこの繭の主、クスサンも同じヤママユガ科の蛾です。



このレースのような繭はスカシダワラとも呼ばれるそう。



クスサン。夏の夜にバッサバッサと飛んでいるのを
目撃したことがあります。また会いたいな~。

もうひとつ、落ち葉にまぎれていたこの繭は


ヤママユ(別名テンサン)のもの。この繭から
極上の美しい糸がとれることでも有名です。



大きいでしょう!
昨秋、岩手に行ったときたくさんのヤママユが
集まっている所を見ましたが、繭は初めて。

コレクションしているわけではないけれど
なぜか繭はとても心ひかれます。
葉が落ちるこれから、ウスタビガの繭も探して
ぜひその美しさをご紹介したいと思います。
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