教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

2月最後の教室 カエル喜ぶ雨模様

2024年02月20日 | 教室風景

二十四節気「雨水」の始まりだった日。
吹く風は春めいて雨が降ったりやんだり、まさに暦通りでした。


朝のうちは太陽も顔をだし上着がいらないほどでした。
恋の季節がきたのかジョウビタキは高らかにさえずりこの日も大忙し!


オニシバリの花が満開♪


こちらは雄花なのか雌花なのか。。
雌雄異株のオニシバリの花が見分けられなくて、いつも実がついた株を
覚えておこうと思うのに花の頃になると忘れてしまっています。

はやくも2月最後の教室日でした。


窓から見える馬酔木やゴモジュの花にときおりメジロがやってきます。
その愛らしい仕草や歌声に癒されながらの制作に筆も調子よく進みます。


午前中、Nさんの日本画が完成し、晴れ間に撮影することができました。
順次ご紹介いたしますのでお楽しみに☆

池に近づくと、前回よりもさらにヤマアカガエルたちが集まり
雨も降り出して活気づいていました。


水面近くにカメラを構えたこちらを警戒するペア


気になるのか寄ってくるペアもいます。
オスに比べてメスは大きい!群がるオスを避けつつ産卵場所を探します。


産み付けられた卵塊の中に隠れるようにして産んでいるペアも。
新しい卵塊は黒っぽく小さく見えますが1000~1900個もの卵の集まりだそう。


産んで間もない卵


2細胞期の卵
もっと発生の進んだ卵もあるはずですが、カメラの届く範囲では
探せませんでした。なぜかこの卵割を見るのが楽しみで夢中になります。
雨が続きそうな今週が産卵のピークと思われるので池に通いたいところですが
今は時間がとれず残念。。でもしばらくチャンスはあるはずです♪

小雨が降るなか、いつもの外灯に


シロテンエダシャクのオスと思われる蛾がとまっていました。
なかなかメスには会えないものです。

アオキの葉の裏側に


怪しげな塊が!この毛羽立ち、毒蛾の卵塊のようです。
3~4㎜の黒いものが見えたので近づくと


もうすでに孵化しているよう。
ときおり大発生して気味悪がられるマイマイガあたりでしょうか。
この毛には触れないのが無難です。


湿った風は甘酸っぱい香りがしました。

ひと雨ごとに春が近づいてくると思うと嬉しくなります。


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