霧雨がふったりやんだり、雲の多い朝
アザミの花に2種のホウジャクの仲間が飛んできました。
ホシホウジャクに
ヒメクロホウジャク
飛ぶのが速く形が似ているので一瞬同じホウジャクに見えますが
ヒメクロホウジャクの腹部背面は緑がかっていて、
全体に白っぽく、翅の基部のオレンジ色が狭い印象です。
キノコがいくつか出ていて
表面がみたらし団子のような色のこのキノコ
裏側は綺麗な紫色!ウラムラサキシメジのようです。
この時期近所でもよく見かけます。
ススキ野原に行くと半透明の繊細なクモがいました。
コガネクモダマシ
夜行性ということですがまだ網をたたんでいなかったようです。
10月4回目の教室日でした。
あいにくのお天気でお休みの連絡をくださったメンバーも。
動けば暑く梅雨時期のよう。体温調節が難しいですね。
午後には隣の体育館で活動する子供たちの歓声を聞きながら
時折談笑し情報交換しつつ、自身の課題に向き合いました。
お昼休みには雲間から太陽が顔を出しました♪
ツリフネソウに雫がきらめいて思わずパチリ☆
秋らしくヤマノイモにむかごができています。
つるに一枚だけ残ったヤマノイモの葉
つづられているので横からそっとのぞくと
大きくなったダイミョウセセリの幼虫が隠れていました。
いつもこのムチムチな可愛い姿を見ると白い求肥を連想します。
ダイミョウセセリの幼虫はつづった葉を巣として隠れ
食事時外に出てくるようですが、この幼虫に残された葉はこれだけ。
この時期の幼虫は終齢まで食べ続け、枯れ落ちた巣の葉の中で
越冬し、翌3月頃蛹化するのだそう。
この幼虫の越冬する様子を忘れず見ていきたいと思います。
ダイミョウセセリの成虫はこちら
暑い時期に飛びまわっている珍しくはない蝶、という印象が
ありますが近所の散歩コースではあまり見ない。
多種のツル植物がある環境自体貴重なものだと感じます。
この日会えたトンボはリスアカネ
そして撮影できませんでしたが黒っぽい大きめのトンボも
見ました。もしかしてカトリヤンマかも!
それにしても気温が高く10月下旬とはいえ未だに半袖。
森も鬱蒼として、冬支度は先のようです。