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教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

10月四回目の教室 裏が紫色のきのこ

2024年10月19日 | 教室風景

霧雨がふったりやんだり、雲の多い朝
アザミの花に2種のホウジャクの仲間が飛んできました。


ホシホウジャクに


ヒメクロホウジャク

飛ぶのが速く形が似ているので一瞬同じホウジャクに見えますが
ヒメクロホウジャクの腹部背面は緑がかっていて、
全体に白っぽく、翅の基部のオレンジ色が狭い印象です。

キノコがいくつか出ていて


表面がみたらし団子のような色のこのキノコ


裏側は綺麗な紫色!ウラムラサキシメジのようです。
この時期近所でもよく見かけます。

ススキ野原に行くと半透明の繊細なクモがいました。


コガネクモダマシ
夜行性ということですがまだ網をたたんでいなかったようです。

10月4回目の教室日でした。


あいにくのお天気でお休みの連絡をくださったメンバーも。
動けば暑く梅雨時期のよう。体温調節が難しいですね。


午後には隣の体育館で活動する子供たちの歓声を聞きながら
時折談笑し情報交換しつつ、自身の課題に向き合いました。

お昼休みには雲間から太陽が顔を出しました♪


ツリフネソウに雫がきらめいて思わずパチリ☆


秋らしくヤマノイモにむかごができています。


つるに一枚だけ残ったヤマノイモの葉

つづられているので横からそっとのぞくと


大きくなったダイミョウセセリの幼虫が隠れていました。
いつもこのムチムチな可愛い姿を見ると白い求肥を連想します。

ダイミョウセセリの幼虫はつづった葉を巣として隠れ
食事時外に出てくるようですが、この幼虫に残された葉はこれだけ。

この時期の幼虫は終齢まで食べ続け、枯れ落ちた巣の葉の中で
越冬し、翌3月頃蛹化するのだそう。

この幼虫の越冬する様子を忘れず見ていきたいと思います。


ダイミョウセセリの成虫はこちら
暑い時期に飛びまわっている珍しくはない蝶、という印象が
ありますが近所の散歩コースではあまり見ない。
多種のツル植物がある環境自体貴重なものだと感じます。


この日会えたトンボはリスアカネ
そして撮影できませんでしたが黒っぽい大きめのトンボも
見ました。もしかしてカトリヤンマかも!

それにしても気温が高く10月下旬とはいえ未だに半袖。
森も鬱蒼として、冬支度は先のようです。


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