教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

10月一回目の教室 アミメクサカゲロウ舞う森

2024年10月05日 | 教室風景

朝のうちは小雨が降りとても蒸し暑く梅雨時のようでした。

ハタハタと白緑色の羽虫が飛んだので追いかけると


触角の長~いアミメクサカゲロウ♪


美しい翅のふちには細かい毛。
天女の羽衣を思わせる繊細さに思わず見入りました。


小雨の中でも吸蜜する花を探すスジグロシロチョウは
ほの暗いところを飛びまわっていましたが


キタキチョウが多くいたのは明るくひらけたところ。
メドハギにとまったと思ったら葉先に産卵しました!
産んでいる瞬間、力が入っているのがわかります。


その場所を見ると1㎜ほどの紡錘形の卵が産み付けられていました。
お母さんお疲れさま。。

10月はじめての教室日でした。


すべてを出し切った作品展後、新作は何を描こう?と楽しくも
悩ましい時期。考えすぎも良くないのでひとまず手を動かします。


午後、Aさんの日本画の新作を撮影することができました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

お昼にはすっかり晴れ、さらに気温が上がりました。


セミの声はなく、秋虫の歌を聴きながらベンチでお昼を食べていたら

足元で小さなバッタの仲間が集まっているのに気が付きました。


首の付根らへんに2つ突起があるというイボバッタのようです。

5匹ほど砂利面で集まったり離れたりを繰り返していたので
恋の駆け引きかな?としばらく観察。バッタの類は
あまり撮影してこなかったので初めて見つめたような気がします。


立派なオオカマキリの触覚が風になびいていました。


一歩もひかない、凛々しいファイティングポーズ


ママコノシリヌグイの花で吸蜜するイチモンジセセリを撮ったら
小さなクモも写りこんでいました。


アザミの花にはチャバネセセリ
今年はまだコチャバネセセリやキマダラセセリを見ていない。。

少し歩けばもう汗だく。それでも吹く風には金木犀の香りがして
夏はいつのまにか遠くへ去ってしまったのだと寂しく思いました。


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