一昨年の同じころ、初めてフユシャクのメスに出会い感激しました。
今年も同じ公園で11月下旬からオスが舞い始めました。
クロスジフユエダシャクのようです。昼行性なので助かります。
夜行性のものも見てみたいけれど暗く寒い森を歩く勇気はありません。
飛んでいたオスがスッと落ち葉の裏に入り込みました。
これはメスと出会ったのかもしれない!
そっとカメラを落ち葉の横に差し込むと
おお!メスとペアになっています♪
葉をそーっと持ち上げてさせてもらいました。
メスのお腹に緑色の部分がありますね。
ちょこっと翅の名残りが。
メスは翅が退化していて飛べません。
めったに現れないレアなメスを近くで見れて感激!
オスがメスを隠すように翅をひろげたので早々に元に戻しました。
オスメスともに口が退化していて成虫は何も食べず子孫を残すのみ。。
卵はどこに産むのかな?
クヌギ林ではこの時期ならではの出会いは他にもあって
幹をよく見るとこのクヌギカメムシが続々と登ってきます。
樹皮の窪みに産卵するお母さんカメムシのお腹は卵でパンパン。
産みたて卵は赤みがかっているけれど時間がたつにつれ深い緑色に。
2月頃に孵化すると3齢までこのゼリー様のものだけを食べるそう。
蜘蛛に捕まってしまったものもいました。
クヌギの木のまわりをぐるぐる歩いていたらクロコノマチョウが
とびだしました。この枯葉の中で冬を越すのですね。
冬支度が進むクヌギ林で色々な命のドラマが見られました。