教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Iさんの新作日本画

2017年10月04日 | 教室風景

Iさんは夢のような世界を描かれました。


「メルヘン」 日本画 F4

真っ赤なジュリアンをのせた自転車が華やかな空間を飛んでゆく
幻想的な光景です。パステルカラーの組み合わせが光あふれる
春の訪れを感じさせます。晴れやかで愛らしい作品となりました。

近づいてみました。

岩絵の具を根気強く塗り重ね地作りに時間をかけました。最後に
散らした色粒が優しく花を包み込み明るい未来へ運んでいって
くれるようです。前向きな力と春の喜びが満ちあふれています。  

一作ごとに色彩の豊かさと力強さが増しておられるIさんの
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Iさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。 


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オオスカシバとホシホウジャク

2017年10月04日 | 生き物

近所の公園に咲くサルビア・ガラニチカにはよく
クマバチやホウジャクの類がやってきます。

晴れて暑くなった日の正午。


オオスカシバが一瞬、蜜を吸いにやってきました。
透けた羽、美しい配色のコロッとした胴体に目を奪われ
3枚しか撮れず、どれもピントがすっきりしませんでした。


こちらもオオスカシバですが赤っぽく写っています。
この公園はハーブ類の他、この蜜源として優秀なアベリアがあり
しかも幼虫の食草であるクチナシまであるのです。


クチナシの花。この写真だけは6月のものです。

クチナシの葉を丹念に見ていくと、天辺にオオスカシバの幼虫がいました。


だいぶ成長していました。このあと土の中に潜って蛹になります。
よく探せば卵もあったかも。それとも時期的に遅いかな?


サルビア・ガラニチカにはホシホウジャクも来ていました。
もしかしたらクロホウジャクやヒメクロホウジャクかもしれません。
ホウジャクの仲間はとにかく飛ぶスピードが速い!


ヘクソカズラの周りを飛んでいるものを見ていたら


産卵しました!ホシホウジャクの卵はまん丸の半透明で径1mmほど。


アマガエルも何度か見かけました。やっぱりアマは可愛い♪

蒸し暑い日が続いていましたがいよいよ冷えてくるのかな。。
生き物との出会いが少なくなると寂しくなります。

コメント (2)
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