教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Mさんの日本画完成

2010年07月19日 | 教室風景
Mさんはやわらかな月夜を描きました。



「雲の絶間」  日本画  M8

雲間からのぞく満月はまぶしいほどに輝いています。
薄墨をにじませながら複雑な雲の重なりと
空間を描き、細かい粒子の岩絵の具を
何度も何度も塗り重ねました。丁寧で落ち着いた
仕事だからこそ作品から優しい夜風さえ感じるのですね。
静かな中にもほのぼのとしたあたたかさがあり
奥深さがあって、いつまでも眺めていたい作品です。

今までの作品も、明るく静かなものばかり。
余計なものを排除し、空間を多くとり、想像の余地を残し、
できるだけ細かい説明を避けている
Mさんの作品はまさに俳句なのです。
最初からぶれないその作風を
HP「上郷の森 日本画教室」の中の“作品集”内の
Mさんのページでぜひご覧ください。



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カエル天国!

2010年07月19日 | その他
北杜市のオオムラサキセンターで蝶の生態にふれ



わくわくしたあとにもお楽しみが残っています。
私にとってはメインディッシュ♪水辺です。



オオムラサキセンターのわきにある観察池は
小さいにもかかわらずカエル、トンボ、サワガニなど
多種類の水辺の生き物が暮らしているのです。
会えませんでしたが蛇もたくさんいることでしょう。



母姉もさっそく入り口でくぎづけ。



クロスジギンヤンマ、コシアキトンボ、クロイトトンボ
そのほかいろいろ!ぶんぶん飛び回って忙しい。
今回撮影できたのはとまってくれたシオカラトンボだけ。

睡蓮の葉に大小さまざまなカエルたちが♪



今年も会いにきたよ~☆



小さい方はツチガエル
大きい方はトウキョウダルマガエル?



この画像ではトノサマガエルのように見える・・
トウキョウダルマガエルとの交雑種の可能性もあります。
望遠レンズで遠くのカエルを観察しながら
そんなことを考えるのも楽しい。

地面の上にカエルが跳んでいるのを発見したのは母。
生き物を見つけるのが得意なのです。



飛び去るカエルに私は間に合わず撮れたのは母のこの一枚のみ。
まっすぐな背側線はニホンアカガエル?!
ヤマアカガエルは身近にいるものの
ニホンアカガエルはめったに会えないのです。
さすがオオムラサキセンター♪

この日は日没で時間切れ。
もっと遊びたいという家族のリクエストがあったので
次回は長靴着用で周囲も探検したいと思います。

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