教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Mさんの新作完成

2010年07月18日 | 教室風景
Mさんは生き生きとした兄妹を描きました。



「元気いっぱい」  水彩画  F6

風景を描くことが多かったMさんが新たな挑戦として
選んだモチーフは楽しそうな笑顔のお孫さんたち。
幼い妹さんがイチバン!の指になっているのは
ピースがまだできないからだとか。かわいらしいですね。
濃く入れた影色が背に受けた日差しの強さを表現し、
リズミカルに画面全体を引き締めています。
Mさんの優しいまなざしを感じるあたたかい作品です。

Mさんが子供の頃から遊んでいたというこの海岸は
約一年前描いたモチーフ。思い入れのある対象が
何度も作品に登場するのは自然なことですから
近い将来再び愛らしい兄妹に会えるかもしれませんね。
Mさんの過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」の中の
作品集”内のMさんのページに掲載されていますので
こちらもぜひご覧下さい。








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今年もオオムラサキ!

2010年07月18日 | 生き物
昨年七夕ごろに訪れて感激した山梨県北杜市にある
オオムラサキセンターに今年も行ってきました。
少し前、家族で行った富士周辺の旅の最終日の
予定に組み込んだのです。



屋根の形がオオムラサキの翅をかたどっています。
まだオオムラサキを見てもいないのに入り口で大騒ぎ!



緑のかおりいっぱいの観察施設。
平日の午後訪れたためか空いていました。
羽化の瞬間に立ち会いたいなら朝一番がおすすめです。

ちょうど羽化していたのは昨年と同じくメスでした。



羽化したてのメス。大き~い!



ぷりぷりに太ったオオムラサキの幼虫は
まるでギュウヒのよう♪顔もかわいいのです。
このように頭を下にして動かなくなったら
もうすぐ蛹になるのだとか。



蛹になったばかりというこの蛹は儚げで透明感があります。
羽化直前だという蛹は薄紫色をしていました。



接写の鬼撮影
私が接写の鬼と呼んでいる姉は愛用のリコーCX-1で
この羽化したてのオスに数センチまで迫り激写していました。



目と触角の先端は金茶色、背中は美しい藤色。
素晴らしい配色です♪



この神秘的な群青色・・
父が亡くなったとき庭にやってきた大きな蝶の色と同じです。
私にはまるでモルフォチョウのように青光りして見えたのですが
あれはオオムラサキだったのかな~?

ここ北杜市オオムラサキセンターは
生きたカブトムシコーナーなどもあって
標本もいっぱい。生き物好きさんにオススメです!
今も羽化ラッシュは続いているようです。




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