京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

「あなたにふさわしい人」

2016-04-24 21:29:03 | 季節のことば
モッコウバラの花言葉だそうです。

        
        モッコウバラに覆われたご近所さんのお宅。知り合いではないけれど毎年楽しみに
        見ています。

              
              お米の粒のような花びらがびっしり詰まって、小さな花ですが
              可愛いブーケのようです。

              
              黄色と白がクロスオーバー。白い花の方が少し小さめですが、白い
              花には香りがあると言われていますが…。この香りはモッコウバラ
              の名の由来です。木香(もっこう)と言うのはインド原産のキク科の
              植物だそうです。

        
        モッコウバラは中国原産、江戸時代には日本でも栽培されていたそうです。
        丈夫でよく枝を伸ばし、トゲもなく、育てやすさが人気。この頃よく見かけます。

        
        白い花の方が中心を巻く、大きなバラの姿をしています。ミニミニバラ。

        
        「娘の結婚式のライスシャワーに花びらを降らせたい」と、モッコウバラを大事に
        育てていた友人がいました。願い通り、モッコウバラの花のさかりの5月はじめに
        結婚式。式を終えて教会の階段を下りるお嬢さんに黄色い花びらがいつまでも降り
        注いでいました。当日、友人とご主人が早起きをして、庭のモッコウバラの花びらを
        山のように摘みとったのだそうです。
        
        「あなたにふさわしい人」…ライスシャワーにぴったりですね。
        もう一つ「幼い頃の幸せな時間」という花言葉もあるそうですよ。花嫁の父の気分かな?

        モッコウバラが咲くとこの友人を思いだします。

        
        モッコウバラ咲くこのご近所さんの庭には「カラタネオガタマ」の木もあり、それも
        勝手に楽しみにしている花なのに、今年は唖然 幹がバッサリと切られています。
        ひこばえのように細い枝が1本だけ。枝先に一輪、花が咲いていました。何か病気
        にでもかかったのでしょうか。来年、頑張って復活してほしいナ。