京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

庭の花のプレゼント

2010-06-09 23:08:40 | ちょっと立ち話
ご近所からお庭に咲いている花をいただきました。

         
         今を盛りと咲き誇っているカンパニュラ。紫の方が元気が
         いいそうです。

         
         カンパニュラ:キキョウ科ヨーロッパ・アジア原産。
         別名風鈴草。母の故郷では提燈花と言っていたそうです。

         
         白いカンパニュラも。ホタルブクロはお仲間です。
         
         
         これは色鮮やかなノコギリソウ。正確にはセイヨウノコギリソウ。
         自生のノコギリソウはほとんど白い花だそうだ。
         
         
         たった5~6mmの小さな花、とっても可愛いけれど、
         さらに小さなシベたちの複雑なことどうなっているのでしょう

         
         これはアヤメらしい。固く巻いていた蕾があっという間に
         ほどけて、蝶々のように花びらを広げました。

         花屋さんで買った花と違って、ワイルドで奔放な感じ。
         バサッと気取らず花瓶に投げ入れました。

途中下車して

2010-06-08 22:53:16 | 季節のことば
いつも電車の中から目に入ります。花の姿はスイカズラだけど…。



段々赤く色が付いてきたのでそろそろ花開くかなあ、と
思っていたところ、満開ではありませんか


帰りに途中下車、我が家の最寄駅より3駅手前です。


このオレンジピンクと紅色の、朝焼けの空のような色合わせ、
なが~い睫毛のようなシベ、見るほどに魅かれます。


ハニーサックル・赤:スイカズラ科北米原産
名前を知ったのは最近のことです。赤いスイカズラで通していました。

ここのお宅のハニーサックルは特に美しいと思うのですが。
毎年楽しみに電車の中から眺めています。

         
         同じお宅の門の横手にはビオウヤナギも金色の花盛り。

         
         ハニーサックルも長い睫毛が魅力的だったけれど、
         ビオウヤナギの睫毛も見事

         
         ビオウヤナギの名の謂れとなった、白楽天の「長恨歌」に登場する
         「未央の柳」は、楊貴妃の美しい眉をたとえたもの(睫毛ではなくて…)

         
         ビオウヤナギ:オトギリソウ科中国原産

         途中下車して、美しい花2種を堪能しました。

大阪土産♪

2010-06-07 23:07:45 | 美味しい♪
大阪の友人が上京、再会もお土産もうれしい

         
         大阪八尾市の桃林堂の「五智果」というお菓子。
         新鮮な野菜や果物と砂糖だけを使っているそうです。
         (桃林堂は東京にも上野と青山に店舗があります)


蕗の青、蓮根の白、人参の赤、金柑の黄、無花果の黒、
これらの色が五つの知恵を象徴する五智如来にちなんで
名づけられたのだそうです。

         
         使われる菜果は季節によって異なるようです。


人参。柔らかくて人参臭さがなく、ゼリーのようでした。

         
         蓮根。ちょっと固い…


金柑と洋ナシ。食べる前から美味しさの想像はついていました。
ちょっと甘いけど…

五果と他にも生姜、牛蒡、オレンジが入っていました。
春には筍もあったとか、食べてみたかった

         
         そしてもう一つ、大阪二ツ井戸 津の清の粟おこし。
         引割のお米が粟に見えることから粟おこしといわれる。
         この包装紙、昔と全然変わってない
         子供の頃、父が大阪に出張すると必ずバッテラとこのおこし
         を買ってきてくれたものです。
         涙が出そうなほど懐かしい~
         

モーリス・ユトリロ展

2010-06-06 23:44:12 | ギャラリー
母親も画家、精神病院に入院していたことがある…そんな生い立ちしか知りませんでした。


病院に入っていたのは18歳でアルコール依存症となり、その治療のためだった。
8歳からお酒を飲み始めていたという。
母はスュザンヌ・ヴァラドン、ルノワールやロートレックの絵のモデルをし、後に見よう見まねで
絵を描くようになった。
私が好きだったユトリロの絵は「白の時代」と言われるユトリロ最高の時に描かれた
絵がほとんどであることも分かった。


チケットに印刷されている「カルボネルの家」も好きな絵でしたが1920年頃に
描かれた絵で、「白の時代」から「色彩の時代」と変わっていった頃の絵です。

        
        「エリゼ・デ・ボザール小路、モンマルトル」
        好きな絵の一枚。モンマルトルの丘の路地の階段にだけ人が
        上り下りしているのが不思議。ひっそりと眠っているように見える
        画面の中で、そこだけ人の息遣いを感じる。

         
         「サン・リュスティック通り、モンマルトル」
         何気ない路地の突き当たりにサクレクール寺院が見えるこの
         雰囲気がいい。

         やはり道の突き当たりにサクレクール寺院がもっと堂々と姿を
         見せている「サクレクール寺院とシュバリエ・ラ・パール通り」
         という絵が好きだったけれど、今回の展示の中には見つからなかった。

              
              「雪の通り、モンマルトル」
              人気の高かった雪のシーンを描くことを母と二人目の継父に
              強要されていた。彼は金のなる木となったが、一杯の安酒
              が欲しいだけだった。

              ユトリロは常に檻の中、絵だけを描いている孤独な生涯だった
              という。

              ユトリロの人生を知ってみると、あまりにも静か過ぎる
              色あいと路地の風景の訳が分かるような気がした。

ラスト薔薇園

2010-06-04 22:29:18 | 季節のことば
神代植物園に名残の薔薇を見に行ってきました。
どの薔薇も持ち合わせた花びらの全てを披露するかの如く最後の輝きを見せてくれました。

         
         入り口を入ると薔薇のステージが作られています。
         マイガーデンの気分。みんな椅子に座って記念撮影を
         していました。


ウインナー シャルメドイツ

         
         クリスチャン ディオールフランス
          息が長いですね。まだ赤いビロードのドレスは堂々健在。


青空に突き刺さるように高々と伸びていたのは、
 さすがクイーン エリザべスアメリカ

         
         スヴニール ド アンネ フランクベルギー
          咲き始めは黄色い花びらに朱色の縁取りでした。


ファルツァー ゴールドドイツ

         
         焔(ほのお)の波
          めらめらと燃える焔が重なって寄せる波を思わせる。
          花びらが開いてこそピッタリのネーミング
       

ヘレン トローベルアメリカ

         
         ブルー リバードイツ
          外側の紫が内に向けて淡くなるグラデーションが色っぽい。
          開ききったからこそ見られる衣裳。


サムライフランス
 以前花屋さんで見たことがある。薔薇園のサムライは逞しい。
 深紅のビロードのような豪奢なこの薔薇のどこがサムライの
 イメージなのだろう。

         
         ピースフランス
          ピースは、淡いクリーム色に、開いた花びらの縁がうっすらピンク。
          いつの間にかピンクのドレスにお召し変え
          

ブルー バユードイツ

         
         ファンファーレアメリカ
          元気なトランペットの音が響いてきそう。何が始まるのかな、
          可愛いわくわく感を感じる。

見ごろを過ぎて、せいいっぱい開いて、花びらが今にもハラリと崩れ落ちそう、
  さいごの晴れ姿を見せてくれた薔薇たち、咲くときが少しづつづれているので、 
  見たことのない種類も見られました。薔薇はいつの姿も美しい
            

ひらひらペチュニア

2010-06-03 22:43:01 | ちょっと立ち話
ヒラヒラの花びらが可愛い。我が家にはないペチュニアだったのでお買い求め

         
         一重の花びらの周りがこんなにフリフリ。豪華に見える。


う~ん、なかなかお洒落なドレス。

         
         園芸店の店先で4株づつセットされていたので、  
         色が選べなかったのは残念だけど。


ペチュニア:ナス科アルゼンチン原産。夏に強いわけです。

         
         ダブルペチュニアといわれる八重のペチュニア。


初めて見た時はその豪華さに感動したものの、これはペチュニアじゃない
でもこの華やかなボリュームは魅力。

         
         ダブルペチュニアは一つの花がかなりエネルギーを使うとみえて、
         花数は少ない。


やはりこれくらい華々しく花を付けないとペチュニアらしくない。
それに和名・ツクバネアサガオの由来を思うとこの花姿でないと。

         
         我が家では夏のガーデンは全面的にお任せ。シンプルで
         息が長く、溢れるように夏中咲いてくれますから。
                  

水無月(みなづき)

2010-06-02 23:38:11 | 美味しい♪
六月になったら「水無月」を食べなくては

         
         「水無月」は白い外郎(ういろう)に小豆を乗せ、三角に
         切った和菓子。本来は京菓子で、6月30日「夏越しの祓い」
         に食べるもの。6月になると店に並び始めますが、6月30日
         にしか作らない店もあるそうです。

                  
         「夏越しの祓い」は半年分の穢れを祓う行事、従って
         「水無月」の小豆は邪気を払い、三角の形は氷をかたどった
         もので、暑気払いの意味もあるのだそうです。

         京都では季節菓子としてどこでも手に入るそうですが、
         (昔、錦市場の小さな和菓子屋さんで買ったことあり)
         東京では探さないと手に入らない位。
         30日まで待てない…


「花園饅頭」で見つけた「紫陽花饅頭」
お饅頭で紫陽花を表現 は珍しい


皮が薄くて、餡がたっぷり。でもさらりとした甘さで
見た目に似合って爽やかでした。

         
         六月の迷花といえばドクダミ。
         どこにでも、そこいら中にはびこっています

         
         昔は日の当たらない裏庭などにジメッと生えていたものですが
         今は日盛りにでもカラッと我が物顔で咲き誇っています。
         花は清らかできれいなんだけどナァ~

         ドクダミ、紫陽花、梅雨を連想してしまいます

6月1日

2010-06-01 23:55:30 | ちょっと立ち話
時の経つのは早い もう6月の始まり。

         
         テイカカズラ:キョウチクトウ科日本原産
         あ~、ちょっと遅かったかぁ


ちょっと遠めのご近所にテイカカズラの垣根があります。
毎年、出遅れます。真っ白い風車のような花に覆われて
いる時を見たことがないのです。今年もまた…

         
         ニオイバンマツリ:ナス科中米~南米、西インド諸島原産
         ジャスミンのような香りがムンムンするほど。紫~白に
         変わる花も白が多くなりました。

              
              キンシバイ(金糸梅):オトギリソウ科中国原産
              やっと咲き始めました。緑の葉とのコントラストが鮮やか。

         
         カルミア:ツツジ科北米原産。
         金平糖のような蕾が可愛い。傘のような花の形も面白い。
         ハナガサシャクナゲという別名もあるそうです。
         

母の庭には白と赤のカルミアが1本の木のようにくっついて
咲いています。紅白が引き立てあっているようです。

         
         いつもさくらんぼの花だろうなあ、と思ってみていた木に
         やっぱりさくらんぼが付いていました。全部で実は4個、
         もう採ったのでしょうか?(余計なお世話

         今日は夏の日差し、でも風は涼しく、ちょっと変な気候ですが、
         確かな夏の始まりです。