京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

雛草(ひなそう)

2007-03-08 22:27:08 | 季節のことば
可愛いなあとずっと前から思っていたヒナソウを
思いがけず見つけました。
遠山記念館に行った時、通りすがりの園芸店で

        
        ニコニコ、フルフル、プチプチ
        可愛いから2鉢買っちゃいました


花は1センチくらい。ブルーを薄くはいたような白。
まったくブルーの花の種類もあるそうです

        
        チビのクセに憂い顔清楚だなあ


ヒナソウ:アカネ科別名トキワナズナ北アメリカ原産
今は野生化しているというけど…見たことナイ

今年の冬は温かかったせいか、鉢に苺が一つ、二つと咲き続けています。

        
        寒風に傷められて、少し汚れているけれど
        健気で清廉という感じ。これも可愛いなあ
        ちゃんと小さいけれど赤い実になっています。


ドイツから

2007-03-07 22:57:01 | ちょっと立ち話
本日はドイツのお土産です
しかもクリスマスシーズンの

 
友人は横文字職業のキャリアウーマン。その上、介護真っ最中。
でも年末には夫君とドイツに飛んで、ちゃんとクリスマスを
楽しんでくる余裕も持っている。
超多忙につき、そのお土産がドイツの香りも消えた今、
やっと手渡されたというわけです

        
        世界で一番人気があるというテディベアーメーカーの
        シュタイフの白熊くんとドイリー。

 
耳にStaiffのタグ鼻先から足の先まで14センチ。
柔らかな肌触りお尻の形がキュート

        
        見るほどに癒されるなあ


幸せの花

2007-03-06 22:19:30 | 季節のことば
ミツマタは万葉集ではサキクサ
サキ→幸(さき)く、という言葉を引き出すために使われます。
ミツマタは春を呼ぶ花幸せを呼ぶ花

        
        一つの花のようなこの塊には、30~40の花が
        集まっているとか。


花には花弁はなく、細長い筒状のガクの先が、
花びらのように四つに裂けているのです。

        
        外側より内側のほうが黄色が濃い。
        白いモヘヤのセーターを着ているみたい。


ミツマタ:ジンチョウゲ科中国原産

万葉集に、山上憶良が息子・古日(ふるひ)を詠んだ歌がある。
  古日が幼い頃、お父さん、お母さん、一緒に寝ようよ、サキクサのように、
  僕が真ん中ね、という会話を交わしながら、大事に育てていたのに、
  突然の病で、幼い古日は亡くなった。
  憶良の慟哭を読むたびに、1000年も昔の親心に共感して泣けてしまう。
  息子の誕生の時、無事生まれてくれれば、と祈った心の原点を忘れがち
  だった子育て中、ミツマタの花は初心を取り戻させてくれる花だった。

  ミツマタの花はあったかい灯りのような花、懐かしい花、幸せを呼ぶ花

三椏(みつまた)や皆首垂れて花盛り  前田普羅


エジプトから

2007-03-05 22:20:53 | ちょっと立ち話
エジプトのお土産、初めてです

        
        表にはエジプト語
        勿論何と書いてあるのか?
        サイドに書いてあるのは英語。
        下さった方がちゃんと調べてくれました。
        「Dates」はナツメシュロの実だそうです。
        調べてみたらナツメシュロはナツメヤシらしい。


箱をあけると
乾かしたナツメシュロの実を甘く煮たのかな
なるほど、ナツメの実に似ています

        
        真ん中の白いのはアーモンドです。
        聞いていなければ種と思ってしまうでしょうね。

ちょっと甘いけれど、不思議なおいしさが
  エジプトの太陽を浴びた味ですものね


ピンクの雪

2007-03-04 21:54:48 | ちょっと立ち話
わあッきれい
雪柳のように見えるけどなあ

        
        濃いピンクの蕾、開くとほんのりピンク
        どう見ても雪柳なんだけど…
        雪が積もったように枝を真っ白にして咲くから
        散った花びらが雪のように地を覆うから
        だから雪柳なんでしょ


おしべ、めしべの配置などは雪柳。
花びらが細長いと言えば言えるかな

        
        調べてみました。
        雪柳の園芸種でその名もピンク雪柳
        開ききるとほとんど白くなるそうですから散る時は白い雪。

        雪柳もやっぱりバラ科。中国原産です
        小米花(こごめばな)という別名もあります。納得


ピンク雪柳のそばには、スイートピーが咲いていました。
もう、スイートピー 早いなあ
      

雛の日

2007-03-03 23:02:07 | 季節のことば
女の子の無事息災を願う日
だから「平和の日」ともなりました。

        
        IMO-TOから雛の便りがきました

        
        実家に飾ってあるお雛様
        和紙人形作家の叔母が作ってくれたものです。


雛あられと菱餅
菱餅は母の手作りパンこね器で作ったお餅。
早いうちに食べてしまおうっと

        
        スーパーで見つけました。
        かまぼこ 夕食の食卓に並べて、唯一の雛祭り膳らしさ
        ちらしも蛤のお吸い物も作らず…誰も食べないモン

        昨日、遠山家の立派な邸宅とお雛さまをみたあくる日に、
        かまぼこ雛は落差ありすぎ
        母を思う気持ち、雛を愛でる気持ちはおんなじ



雛祭る都はづれや桃の月   蕪村
こぼれたる桃の蕾や雛の段  正蟀


遠山家のお雛さま

2007-03-02 23:02:07 | 小さな旅
埼玉県にある遠山記念館の雛祭り展に行ってきました。

遠山邸は日興証券の創始者である遠山元一氏が昭和11年から
2年7ヶ月をかけて苦労した母のために建てた邸宅です。

           
           雛祭り展は美術館で。
           遠山元一氏が収集した人形たちと寄贈された雛壇が
           展示されています。

        
        享保雛
        
        
        遠山家のお雛様

 
庭の緋毛氈のかけられたベンチでお抹茶をいただきました
春の干菓子と抹茶がぴったり優雅な気分。

        
        一流の設計士に依頼、当時最高の建築技術と資材を
        使って建てられたという屋敷。
        すごい圧倒されました。
        母のために…息子に見せなくちゃ

 
庭は椿、梅の花ざかり、福寿草も金の光を浴びたようにほころんでいました

雛の一日。うらうらの日差しの中、のんびり楽しみました


ムスカリが咲き出しました

2007-03-01 22:11:05 | ちょっと立ち話
3月1日天気予報では今日から春だそうです
それは本当かも鉢植えのムスカリも咲き始めましたから。

        
        いつの間にか土筆ン坊のように地面から顔を出して
        瑠璃色の鈴が下から開き始めている


まだ硬い蕾が押しくらまんじゅう

        
        キャンディーみたい
        ふるさとは地中海沿岸、だから地中海の海の色が映ったのかな


うつむいて咲く花はカメラに収めるのが難しいですぅ。
しかもこんなに小さくて、アングルも定まらない…

        
        よくよく眺めていると、可愛い花。
        白いレースのスカラップのような縁取りがおしゃれ


ぎゅっとつぼんだ蕾がほどけて、青いベルがリンロン鳴る頃は
オーバーコートをしまいましょう。少しづつ青が濃くなってゆくのが愉しみ