ミツマタは万葉集ではサキクサ
サキ→幸(さき)く、という言葉を引き出すために使われます。
ミツマタは春を呼ぶ花幸せを呼ぶ花
一つの花のようなこの塊には、30~40の花が
集まっているとか。
花には花弁はなく、細長い筒状のガクの先が、
花びらのように四つに裂けているのです。
外側より内側のほうが黄色が濃い。
白いモヘヤのセーターを着ているみたい。
ミツマタ:ジンチョウゲ科中国原産
万葉集に、山上憶良が息子・古日(ふるひ)を詠んだ歌がある。
古日が幼い頃、お父さん、お母さん、一緒に寝ようよ、サキクサのように、
僕が真ん中ね、という会話を交わしながら、大事に育てていたのに、
突然の病で、幼い古日は亡くなった。
憶良の慟哭を読むたびに、1000年も昔の親心に共感して泣けてしまう。
息子の誕生の時、無事生まれてくれれば、と祈った心の原点を忘れがち
だった子育て中、ミツマタの花は初心を取り戻させてくれる花だった。
ミツマタの花はあったかい灯りのような花、懐かしい花、幸せを呼ぶ花
三椏(みつまた)や皆首垂れて花盛り 前田普羅
サキ→幸(さき)く、という言葉を引き出すために使われます。
ミツマタは春を呼ぶ花幸せを呼ぶ花
一つの花のようなこの塊には、30~40の花が
集まっているとか。
花には花弁はなく、細長い筒状のガクの先が、
花びらのように四つに裂けているのです。
外側より内側のほうが黄色が濃い。
白いモヘヤのセーターを着ているみたい。
ミツマタ:ジンチョウゲ科中国原産
万葉集に、山上憶良が息子・古日(ふるひ)を詠んだ歌がある。
古日が幼い頃、お父さん、お母さん、一緒に寝ようよ、サキクサのように、
僕が真ん中ね、という会話を交わしながら、大事に育てていたのに、
突然の病で、幼い古日は亡くなった。
憶良の慟哭を読むたびに、1000年も昔の親心に共感して泣けてしまう。
息子の誕生の時、無事生まれてくれれば、と祈った心の原点を忘れがち
だった子育て中、ミツマタの花は初心を取り戻させてくれる花だった。
ミツマタの花はあったかい灯りのような花、懐かしい花、幸せを呼ぶ花
三椏(みつまた)や皆首垂れて花盛り 前田普羅
娘が柴崎の新しいマンションに引っ越しました。仙川とはご縁が切れたかなあと思ったら、マンション近くの保育園が入れず、娘も奮闘しています。
遠い昔の親子の関係娘にも話したあげたいわ!!
桜草大事にします。ありがとう!!
{/heart/
千年前だって親の思いは同じですものね。
よいお話を教えていただきました。
先日、園芸店でミツマタのお花を見たのですが、
やっぱり印象に残るお花でした。
実感できるのですね。
自分の親もこうやって私を育ててくれたんだなあて思います。
「子を持って知る親の恩」て本当ですね。
お孫さんに対する愛情も同じなのでしょうね。
古語では「かなしい」は「愛しい」と書きます。
わかる気がしませんか
桜草、どうぞお気楽に。4月に花が咲くそうです。
「さきくさの中にを寝むと…」というのですが、
「さきくさのようにボクが真ん中に寝て、三人で寝ようよ…」
というような意味になります。
ミツマタが咲くとこの言葉が思い出されて
それだけでジーン
黄色の色もかわいいですね。
実家の庭のミツマタは蕾がつくと鳥に食べられて
追うのが大変(母が)
オレンジ色の方はなくなってしまいました
ミツマタの苔玉は無理かな、苔玉に似合いそうな可愛い花だけど。