藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
いろいろな日々の話題をご紹介しています。

ちょうどいいって難しい

2015年04月10日 | ピアノレッスン
ひとりひとりちがって、みんないい!
個性を尊ぶ素敵な言葉です。
そして、生徒たち一人一人の違いの差はいつも想像を超えていて、
一人一人のちょうどいいレッスンを日々模索している私は右往左往。。。笑

興味の方向や、それに向かう集中力の度合い。
進み方や吸収の仕方の違い。
いつ成長するかという時期の差。
これらは純粋に個性。

お家での音楽的環境。
塾やほかの習い事、学校のスケジュールなど時間の配分。
今年は受験で塾通いが大変だとか、遠くの学校に進学して通学時間がとか。
環境的な違いは他にもたくさん。

あまり難しくなく、ほどよく楽しめて…がちょうどいいという場合もあるでしょう。
次々と本格的な要求をされたり、難しい技術を身に付けたりするペースにちょうどよさを感じる場合もあるでしょう。
どちらも極論ですが、それぞれにちょうどいいと感じるペースで前進するから、
やりがいと面白さ継続するのだと感じています。

○年間もピアノ習っていて、レッスンに通うのを特に嫌がる風ではなくピアノは好きなのに、
なぜか力がつかない…というご相談を相次いで受けました。
その子にとって「ちょうどよいレッスン」が受けられなかった例です。
逆に、きびしすぎて負担になる…もちろんそういった場合もあると思います。

お子さんにとってちょうどよいレッスンが受けられるピアノ教室を探すのは、きっと大変なことでしょう。
教える側も、その生徒にとってちょうどよいを探るアンテナを常に磨いておかなければと思います。
ひとりひとりが違うから…。

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