藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
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藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』のはとにかくわかりやすい指導だから。一人ひとりの成長に徹底的に寄り添って、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えします!年齢問わず、スムーズで音楽的な演奏ができるよう、工夫の詰まった指導です。お子様のレッスンは、心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学、全てお引き受けします。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリンだからこそ、身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者も大歓迎! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

音楽は?

2018年08月03日 | バイオリンレッスン
人間関係では相手の気持ちをおもんばかって譲り合う気持ちも大切、
特に日本人はそうかもしれません。
いやいや、自分の考えを伝えなくちゃお互い分かり合えないよ!
そういう国民性もありますね。

では音楽は?

お盆明けにお仕事の仲間と連弾でステージを控えていらっしゃるSさん、
レッスンもいよいよ佳境に入ってきました。
よく口になさるのが、
「相手がとても上手な方なので、迷惑が掛からないように…」という言葉。
けれど実力がアンバランスなアンサンブルの場合は、
気を遣うのは上手な人のほうと相場が決まっています。
相棒が少しでも演奏しやすいように、
もし事故が起こったらそれをカバーしたり再発を防ぐのもその人の役目。
実力が下なほうは、相手の胸を借り、
できるだけ堂々とのびのびと気持ちよく演奏するのが最大の使命です。

コンクール本選でたまたま同じ選曲をしたYちゃんとMちゃん。
お互いに片手ずつ、連弾にしてその曲を演奏してみたところ、
なぜだかしどろもどろに。
自分一人で弾いているときは何となく弾けても、
誰かと合わせるとなると、自分の考えを伝えなくては音楽になりません。
こんなテンポで、こんなリズムで、音色はこういうのが好き等々、
どれもが‘何となく’では埒が明かないのです。

音楽は、自己主張の歩み寄りで成り立っています。